東京奇譚集
『東京奇譚集』(とうきょうきたんしゅう)は、村上春樹の連作短編小説集。 概要2005年9月16日、新潮社より発売された(奥付の発行日は9月18日)[1]。2007年12月1日、新潮社より新潮文庫として文庫化された[2]。単行本の表紙の絵と挿絵は松永かの。文庫本の表紙の絵は榎俊幸。 本作の収録作品は『新潮』掲載直後から『ザ・ニューヨーカー』等の雑誌で英訳され始め、1年強の間に5編すべてが訳されることとなった。それらは現在、2006年7月刊行の短編小説集『Blind Willow, Sleeping Woman』(クノップフ社)で読むことができる。 「週に一本のペースで、一ヵ月のあいだに五本の作品を書き上げた」と村上は述べている[3]。 収録作品
翻訳海外においては、本書よりも短編集『めくらやなぎと眠る女 TWENTY-FOUR STORIES』の方が多く訳された。下記以外の言語については、「めくらやなぎと眠る女 (短編小説集)#翻訳」を参照のこと。
脚注
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