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旧石器時代の遺跡一覧（きゅうせっきじだいのいせきいちらん）は、日本列島の旧石器時代の代表的な遺跡をまとめたものである。日本国内では1万か所以上の旧石器時代の遺跡が発見されており[1][注釈 1]、この一覧ですべてを網羅することはできない。このため、史跡指定や遺物に文化財指定のある遺跡、また特記事項のある遺跡を中心に羅列する。
北海道・東北地方
北海道
| 名称
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所在地
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発見
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初調査
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年代
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文化財指定
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| 白滝遺跡群
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紋別郡遠軽町上白滝
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1927
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1953
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27,000–10,000年前
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国史跡
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| 小型不定形剥片、広郷型ナイフ形石器、細石刃核、ホロカ型彫器、有舌尖頭器、小型舟底形石器、99％以上が黒曜石製[2]
白滝は日本最大級の黒曜石産出地で、白滝産黒曜石は本州の青森県三内丸山遺跡、山形県、サハリン、中国吉林省にまで及ぶ[3]
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重要文化財
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| 幌加川遺跡（遠間地点）
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紋別郡遠軽町白滝
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1927
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1955
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15,000–12,000年前
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| 遠間栄治による採集、大型のものが多く最大のものは40センチメートル[4]
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北海道指定有形文化財
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| ピリカ遺跡
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瀬棚郡今金町今金
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1978
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1983
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国史跡
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| 細石刃、尖頭器、石刃、石製首飾り
東北アジア由来と推定されるかんらん岩（ダナイト）製の石器あり[5]
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重要文化財
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| 嶋木遺跡
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河東郡上士幌町上士幌東4線
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1967
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19,300年前
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| 黒曜石の石核、石刃、三角形の石片[6]
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上士幌町文化財
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| 空港南A遺跡
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帯広市泉町
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1981
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1982
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20,000年前
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帯広市史跡
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| 石刃石器群（2万年以上前）、細石刃石器群（2万–1万5千年前）、有茎尖頭器石器群（1万5千–1万2千年前）[7]新帯広空港建設の際に発見[7]
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| 暁遺跡
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帯広市西8条南
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1959
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1961
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約16,000年前
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帯広市史跡
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| 細石刃石器群[8][9]
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帯広市有形文化財
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| 川西C遺跡
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帯広市西15条南
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1996
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1996
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約21,500年前
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帯広市史跡
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| 石刃製の石器や片刃礫器、顔料[10]
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| 若葉の森遺跡
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帯広市西17条南
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2001
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2001
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約32,000–28,000年前
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| 北海道最古[11]
約2万年前の恵庭a火山灰より下位から黒曜石製石器、剥片が出土[12]
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| 岐阜第二遺跡
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北見市常呂町岐阜
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1965
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約25,000年前
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| 黒曜石ではなく頁岩製の石器[13][14]
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| 祝梅三角山遺跡
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千歳市祝梅
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約21,000年前
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| ナイフ形石器、尖頭器、スクレイパー、石核、剥片[6]
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| 大関遺跡群
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二海郡八雲町上八雲
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1959
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1960
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12,500年前[6]
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| 頁岩の原産地、細石刃ブランク[15]
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| 湯の里遺跡
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上磯郡知内町湯ノ里
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1983
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| 日本最古の土壙（墓と推定）、琥珀や石製の小玉、垂飾、石刃、石刃核、細石刃[16]
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国重要文化財
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| 樽岸遺跡
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寿都郡黒松内町五十嵐
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1954
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1954
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| 頁岩製の石器（石刃、剥片石器、船底形石器、石核、剥片）[17]
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北海道指定有形文化財
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青森県
| 名称
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所在地
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発見
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初調査
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年代
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文化財指定
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| 大平山元遺跡
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東津軽郡外ヶ浜町蟹田大平山元
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1971
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1975
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国史跡
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| ナイフ形石器、有樋尖頭器、舟底形の細石刃核[18]
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| 五川目(6)遺跡
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三沢市三沢
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2009
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| 細石刃、細石刃核、石核、掻器、小剥離痕のある剥片、両極剥離痕のある剥片、打面再生剥片、作業面再生剥片、調整稜付剥片、敲石、砥石
全て珪質頁岩製で製作技法は北海道ではなく本州中部地方の細石刃に類似[19]
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| 田向冷水遺跡
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八戸市田向
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1999
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2001
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| ナイフ形石器、両極剥片、敲石、台石[20]
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岩手県
| 名称
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所在地
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発見
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初調査
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年代
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文化財指定
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| 早坂平遺跡
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久慈市山形町川井
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1978
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| ナイフ形石器、彫器、掻器、彫掻器、削器、石刃核、敲石、台石[21]
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| 金取遺跡
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遠野市宮守町
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1984
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1985
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85,000–35,000年前
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遠野市史跡
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| 3.5万–6.8万年前の層からホルンフェルス製の大型石器と、珪質頁岩製の小型石器
6.8万–8.5万年前の層から楕円形石器、礫器、掻器、剥片[22]
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| 金森遺跡（花泉遺跡）
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一関市花泉町
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35,000–16,000年前
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| ハナイズミモリウシの化石[23][24]
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| 上萩森遺跡
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奥州市胆沢若柳
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約30,000–20,000年前
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| ナイフ形石器、彫刻刀形石器、掻器[24]
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宮城県
かつて多くの遺跡が確認されていたが、2000年に発覚した旧石器捏造事件によりすべて見直しを迫られた[25][26]。
| 名称
|
所在地
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発見
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初調査
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年代
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文化財指定
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| 富沢遺跡
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仙台市太白区富沢
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20,000年前
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| 20,000年前の後期旧石器時代の湿地林跡および一時的な野営跡、ナイフ形石器
湿地林跡に樹木の幹や根、毬果、葉、草本の葉、昆虫、シカのフン[27]
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| 山田上ノ台遺跡
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仙台市太白区山田上ノ台町
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1980
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約25,000年前
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| 1980年の調査で3万年を遡る層からの石器出土とされたが、旧石器捏造事件を受けて2002年に再調査を行い、ナイフ形石器、石核、剥片、砕片および炭化物集中部を検出し後期旧石器時代の確実な遺跡であることが実証された一方、1980年出土の3万年前を遡る石器はすべて捏造の可能性が高いと判断された[28][29]
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| 薬莱原No.15遺跡
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加美郡加美町味ヶ袋薬莱原
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| ナイフ形石器、石刃、剥片[30]
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秋田県
| 名称
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所在地
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発見
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初調査
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年代
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文化財指定
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| 地蔵田遺跡
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秋田市御所野地蔵田
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1985
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約35,000年前
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国史跡
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| 約99％が珪質頁岩製、石斧、ナイフ形石器、ペン先形ナイフ形石器、台形様石器、サイドスクレイパー、エンドスクレイパー、ノッチ、鋸歯縁石器、剥片、石核、礫器[31]
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秋田県有形文化財
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| 米ヶ森遺跡
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大仙市荒川
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1961
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35,000–15,000年前
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| 台形様石器（米ヶ森型台形石器）、ナイフ形石器、彫器、掻器、細石刃、石核、細石刃核、剥片
珪質頁岩を主体とし、ほかに黒曜石、玉髄により構成[32]
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山形県
福島県
関東地方
茨城県
| 名称
|
所在地
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発見
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初調査
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年代
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文化財指定
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| 後野遺跡
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ひたちなか市中根
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1975
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1975
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| A地区：彫器、掻器、削器、尖頭器、石斧、無文土器（15,500–16,000年前）
B地区：細石刃と細石刃石核、彫器、削器、礫器（14,000–15,000年前）[38]
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茨城県指定文化財
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| 山方遺跡
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常陸大宮市山方
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1964
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1975
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| 珪質頁岩製石核石器[39]
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常陸大宮市有形文化財
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| 小組遺跡
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笠間市上加賀田
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2002
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| 有樋尖頭器、尖頭器、打製石斧、石核、二次加工のある剥片、剥片、砕片、敲石、台石[40][41]
水晶製の有樋尖頭器[40][41]
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笠間市指定文化財
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栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
中部地方
新潟県
| 名称
|
所在地
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発見
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初調査
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年代
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文化財指定
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| 荒屋遺跡
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長岡市西川口
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1957
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1958
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17,250年前
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| 彫刻刀形石器「荒屋型彫刻刀」は東北日本だけでなくサハリンからシベリア、アラスカまで分布[130]
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国史跡
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| 樽口遺跡
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村上市三面
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| 姶良Tn火山灰下位から台形状の石器、ナイフ形石器および東山型ナイフ形石器群、姶良Tn火山灰上位から横剥ぎ剥片素材のナイフ形石器群、杉久保型ナイフ形石器群、白滝型の細石刃石核を指標とする石器群、ホロカ型細石刃石核を指標とする石器群[131]
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新潟県有形文化財
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| 上野林J遺跡
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阿賀野市保田
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1992
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| 新潟県内最古級の旧石器群[132][133]
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新潟県有形文化財
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| 胴抜原A遺跡
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中魚沼郡津南町上郷大井平
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| 大型石刃は43cm凝灰岩製、黒曜石主体の特異な石器群[134]
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| 神山遺跡
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中魚沼郡津南町下船渡丁
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1994
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| ナイフ形石器、彫器[135][136]
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新潟県有形文化財
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| 真人原遺跡
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小千谷市真人町
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1991
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| 両面・半両面の部分調整尖頭器、半円形状にめぐる配石遺構[137]
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| 荒沢遺跡
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三条市荒沢
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| ナイフ形石器、彫器、彫器ブランク、削片、スクレイパー、礫器、石核、剥片、原石、磨石、台石、赤色鉄石英礫片、礫[138]
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三条市有形文化財
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富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
| 名称
|
所在地
|
発見
|
初調査
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年代
|
文化財指定
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| 勅使池遺跡
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豊明市沓掛町
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1978
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| サヌカイト製国府系ナイフ形石器、縦長剥片およびチャート製ナイフ形石器、彫器[182]
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豊明市有形文化財
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| 上品野遺跡
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瀬戸市上品野町
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1996
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約30,000年前
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| 台形様石器、ナイフ形器、掻器、削器、局部磨製石斧、石核[183]
東海地域における後期旧石器として最古の石器群[183]
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| 川向東貝津遺跡
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北設楽郡設楽町川向
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約20,000–15,000年前
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| 北側：木葉形尖頭器、尖頭器の母型を利用した円形掻器、削器
南側：有舌尖頭器、尖頭器の母型を利用した削器、打製石斧[184]
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三重県
| 名称
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所在地
|
発見
|
初調査
|
年代
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文化財指定
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| 出張遺跡
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多気郡大台町栃原
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1960
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1976
|
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| チャート製が主体のナイフ形石器、掻器、角錐状石器、礫群、炭化物集中[185]
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近畿地方
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
中国地方
鳥取県
| 名称
|
所在地
|
発見
|
初調査
|
年代
|
文化財指定
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| 豊成叶林遺跡
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西伯郡大山町豊成
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約30,000年前
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| 花仙山の玉髄による剥片、砕片
炉跡の可能性がある変色した粘土塊と炭化物集中[215]
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| 門前第2遺跡
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西伯郡大山町門前
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2004
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22,000年前
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| 隠岐産黒曜石製のナイフ形石器、石刃、剥片、砕片[216]
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| 下甲退休原第1遺跡
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西伯郡大山町下甲
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2012
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約35,000–33,000年前
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| 姶良Tn火山灰下位に隠岐産黒曜石製の台形石器[217]
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島根県
| 名称
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所在地
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発見
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初調査
|
年代
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文化財指定
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| 砂原遺跡
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出雲市多伎町
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110,000–120,000年前
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| 流紋岩や石英製の石器、赤核、砕片、礫[218]
石器を含む地層に三瓶木次火山灰を検出し年代を特定[219]
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| 原田遺跡
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奥出雲町佐白
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2005
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35,000–20,000年前
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| 姶良Tn火山灰の下に7文化層
最下層から主に隠岐産黒曜石の台形様石器、局部磨製石斧、石斧製作用の砥石[220]
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岡山県
| 名称
|
所在地
|
発見
|
初調査
|
年代
|
文化財指定
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| 鷲羽山遺跡
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倉敷市大畠
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1954
|
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| 細石刃核、細石刃、ナイフ形石器、小型ナイフ形石器、尖頭器、彫器[221]
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| 恩原遺跡
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苫田郡鏡野町上齋原
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1981
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1984
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33,000–16,000年前
|
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| 姶良Tn火山灰層より下位に台形石器の時期と石刃素材ナイフ形石器の2文化層、姶良Tn火山灰層より上位に基部を細長く作り出したナイフ形石器[222]
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| 蒜山高原遺跡
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真庭市
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36,000–34,000年前
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| 局部磨製石斧、台形様石器、炭化した木片の分析により中四国、近畿で最古級の可能性[223]
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広島県
| 名称
|
所在地
|
発見
|
初調査
|
年代
|
文化財指定
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| 冠遺跡
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廿日市市吉和
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1959
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1970
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35,000–15,000年前
|
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| 姶良Tn火山灰下層から台形様石器、小型のナイフ形石器、錐状石器、掻器
姶良Tn火山灰上位のシルト層から切出形や国府型類似のものを中心とするナイフ形石器や角錐状石器
黒ボク土ないし漸移層から槍先形尖頭器や小型の幾何形ナイフ形石器[224]
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| 樽床遺跡
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山県郡北広島町
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| 縦長剥片素材の基部加工ナイフ形石器、掻器、整った形態の縦長剥片[225]
隠岐産黒曜石の割合が高い
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| 宮脇石器時代遺跡
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福山市新市町
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約20,000–12,000年前
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広島県史跡
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| サヌカイト製の細石核、細石刃、小型のナイフ形石器[226]
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山口県
四国地方
徳島県
香川県
愛媛県
| 名称
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所在地
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発見
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初調査
|
年代
|
文化財指定
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| 高見I遺跡
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伊予市双海町
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2017
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| ナイフ形石器、台形様石器、彫器、掻器、礫石器、礫群、接合資料[234][235]
周囲にも多数の旧石器遺跡があり東峰遺跡群と総称される[234]
姶良Tn火山灰よりも上位から出土
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| 東峰遺跡
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伊予市双海町
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|
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| 姶良Tn火山灰よりも下位から台形様石器、石斧、石核、二次加工のある剥片、剥片[236]
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| 宝ヶ口I遺跡
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西条市丹原町
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1990
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| 主に頁岩製の角錐状石器、スクレイパー、使用痕のある剥片、石核、剥片、砕片、敲石[237]
安山岩と結晶片岩の礫群[238]
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高知県
九州・沖縄地方
大分県
| 名称
|
所在地
|
発見
|
初調査
|
年代
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文化財指定
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| 岩戸遺跡
|
豊後大野市清川町
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1967
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約20,000年前
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国史跡
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| 姶良Tn火山灰上位に3文化層、ナイフ形石器、尖頭器、スクレイパー、剥片、石核、大部分がスレート製[241]
約2万年前のものと推定されるこけし形石偶[242]
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| 早水台遺跡
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速見郡日出町川崎
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1953
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約70,000–80,000年前?
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| 1960年代の調査で出土した石英製石器が約10万年前のものとされた
2001–2002年の再調査でも石英製石器を確認、年代については九重第1軽石よりも下にあることからを約7–8万年前のものとされた[243]
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| 聖嶽洞穴
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佐伯市本匠
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1961
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| 1962年の調査で黒曜石製の石器と人骨が発掘されいずれも旧石器時代のものと鑑定されたが、その後捏造との報道を受けて調査担当者が自殺するという悲劇の結末となった[244]
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| 丹生遺跡
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大分市丹生
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1962
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大分市史跡
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| チョッパー、チョッピングツール、祖型握槌など打器文化に該当する石器が出土し、年代的位置付けをめぐる議論は丹生論争、前期旧石器存否論争と呼ばれた[245][246]
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福岡県
佐賀県
長崎県
| 名称
|
所在地
|
発見
|
初調査
|
年代
|
文化財指定
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| 百花台遺跡群
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雲仙市国見町多比良
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1955
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1963
|
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| 百花台型台形石器[257]
姶良Tn火山灰下位から二側縁加工のナイフ形石器、表裏面に調整加工を施した台形様石器、削器、聴器、敵石、剥片[258]
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雲仙市有形文化財
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| 竹辺遺跡群[259]
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佐世保市竹辺町
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2006
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| 細石刃核・細石刃・ナイフ型石器
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| 泉福寺洞窟
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佐世保市瀬戸越
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1970
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国史跡
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| ナイフ形石器文化層を最下層とし、その上に細石器文化層が厚く堆積[260]
細石器とともに当時は世界最古だった豆粒文土器を発掘[261]
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重要文化財
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| 直谷岩陰[262]
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佐世保市吉井町直谷
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約40,000年前〜50,000年前
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| 5万年前の地層から石器が出土[263]
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| 福井洞窟
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佐世保市吉井町福井
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約35,000年前
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国史跡
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| 最下層からは3万5千年以上前に遡る九州最古最大のサヌカイト大型石器（槍先形両面調整石器、削器）と刃型剥片が出土[264]。日本最古と思しき線刻のある転石も見つかっている[265]。多種多様な細石核が出土したことから日本全土で旧石器時代末期に流行した細石器の製造法の変遷が確認された。ここの細石核を基準として細石器の編年が可能となった。
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| 西輪久道遺跡
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諫早市津久葉町
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1974
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1978
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約30,000年前
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| 二側縁加工のナイフ形石器、台形様石器、剥片尖頭器、礫群[266][267]
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|
| 野岳遺跡
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大村市野岳町
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| 細石器文化の最初期（野岳型）[268][269]
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| ケイマンゴー遺跡
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西海市西海町横瀬郷
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1978
|
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|
| ナイフ形石器、台形様石器、細石刃、石核[270]
|
|
| 茶園遺跡
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五島市岐宿町岐宿
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|
|
|
| 配石遺構、土坑、ナイフ形石器[271]
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| 日ノ岳遺跡
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平戸市田平町大久保免
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| 日ノ岳型台形様石器、ナイフ形石器[272]
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| 入口遺跡
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平戸市山中町
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1999
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| 9万年を遡るとする層からメノウ製の台形状剥片、削器、剥片などが出土したとされた[273]
2020年の論文では証拠不十分とされた[274]
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| 鷹野遺跡
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諫早市津久葉町
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1979
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|
|
| 砂岩の板状石と玄武岩諜による炉跡、細石核、細石刃、ナイフ形石器[275]
|
|
熊本県
宮崎県
鹿児島県
| 名称
|
所在地
|
発見
|
初調査
|
年代
|
文化財指定
|
| 横峯遺跡
|
熊毛郡南種子町島間
|
1992
|
1992
|
約35,000年前
|
鹿児島県史跡
|
| 約35,000年前の国内最古級の調理場跡[287]
|
|
| 立切遺跡
|
熊毛郡中種子町坂井
|
1995
|
1998
|
約35,000年前
|
鹿児島県史跡
|
| 約35,000年前の層から国内最古の落とし穴[288][289]
磨石、叩石、台石、砥石、礫器、打製石斧、局部磨製石斧[290]
|
|
| 水迫遺跡
|
指宿市西方
|
|
1996
|
|
|
| 約15,000年前の石器とともに竪穴建物跡や炉跡、石器製作場[291]
|
|
| 上場遺跡
|
出水市上大川内
|
1965
|
1966
|
28,000–25,000年前
|
|
| 南九州初の旧石器時代遺跡
ナイフ形石器文化から細石器文化への変遷
円形および楕円形建物跡[292][293]
|
|
| 桐木耳取遺跡
|
曽於市末吉町諏訪方
|
|
1996
|
約24,000年前
|
|
| 約24,000年前の層から出土の線刻礫「耳取ヴィーナス」[294]
ナイフ形石器や剥片尖頭器、石核[295]
|
鹿児島県有形文化財
|
| 宮ノ上遺跡
|
南九州市川辺町古殿
|
|
2004
|
|
|
| 角錐状石器石器群及び小型ナイフ形石器群を主体に35,000点以上の石器、770以上の接合資料[296][297]
|
鹿児島県有形文化財
|
| 銭亀遺跡
|
熊毛郡南種子町中之上
|
1992
|
2000
|
|
|
| 日本で最も南に位置する細石器文化の遺跡[298]
細石刃核、細石刃、スクレイパー、接合資料[299]
|
鹿児島県有形文化財
|
沖縄県
| 名称
|
所在地
|
発見
|
初調査
|
年代
|
文化財指定
|
| 白保竿根田原洞穴遺跡
|
石垣市白保
|
2008
|
2010
|
約28,000–18,000年前
|
国史跡
|
| 約27,000年前の国内最古の人骨[300][301][302]
|
|
| サキタリ洞遺跡
|
南城市玉城
|
|
2009
|
約30,000–14,000年前
|
|
| 37,000–23,000年前の層から人骨（幼児の環椎）、モクズガニの爪、カワニナ[303][304][305]
23,000–20,000年前の層から世界最古の巻貝製釣針、人骨（歯）[304]
14,000年前の人骨（歯）と石英製石器[306]
|
|
| 港川遺跡
|
島尻郡八重瀬町長毛
|
1968
|
1968
|
約18,000年前
|
八重瀬町史跡
|
| 18,000年前の全身骨格人骨4体[307]
|
|
| 山下町第一洞穴遺跡
|
那覇市山下町
|
1962
|
1962
|
約32,000年前
|
沖縄県史跡
|
| 最も深い層から鹿の角や骨で作った骨角器、鹿の骨とともに7歳前後の女児の骨[308]
|
|
| ゴヘズ洞穴遺跡
|
国頭郡伊江村西江上
|
|
1975
|
約20,000年前
|
沖縄県史跡
|
| 動物遺存体、人骨[309]
|
|
注釈
- ^ 日本旧石器学会が2010年に集計した結果、日本列島における旧石器時代と縄文時代草創期の遺跡/文化層の総計は16771、旧石器時代と縄文時代草創期に該当する遺跡/文化層はそれぞれ14542と2526、重複文化層を1遺跡として遺跡単位で数えると旧石器時代遺跡が10150遺跡であった
- ^ 当時「空港No14」「空港No55」「空港No56」と呼ばれていた遺跡をまとめた名称
脚注
- ^ “日本列島の旧石器時代遺跡”. palaeolithic.jp. 日本旧石器学会. 2022年7月13日閲覧。
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