指扇領辻
指扇領辻(さしおうぎりょうつじ)は、埼玉県さいたま市西区の大字。郵便番号は331-0076[2]。 地理さいたま市西区北西部の大宮台地(指扇支台)の縁に位置する。地区の東側を上尾市上野、南側をさいたま市の平方領領家、西側を宝来や峰岸、北側を上尾市平方領領家と隣接する。北側は指扇領辻の対角線上に上尾市西貝塚が位置している。南北に細長く鍵型で、峰岸との境界線は県道に沿って直線的だが、地区の東端上尾市側との境界線や谷戸の低地が複雑に入り組み、そこを流れる指扇辻川[4]周辺には飛地も存在する。その飛地では東側で中釘とも隣接する。指扇駅から近い南部は宅地化が進行され住宅地が見られるが、それ以外は畑が多く人家はまばらな農業地域である[5][6]。 地内に縄文中期の縄文遺跡である辻遺跡がある[6]。 歴史もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡指扇領に属する辻村であった[5]。 村高は正保年間の『武蔵田園簿』では83石余(田15石余、畑67石余)、『元禄郷帳』や『天保郷帳』によると55石余であった。助郷は中山道上尾宿に出役していた。化政期の戸数は10軒で、村の規模は東西1町、南北11町余であった[5][7]。地名は平方道と川越道が地内を通り、道の分岐点の意味があると云われている。荒川に下谷原入会地を領していた[5]。
辻村に存在していた小字
世帯数と人口2017年(平成29年)9月1日時点の世帯数と人口は、以下のとおりである[1]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下のとおりとなる[11]。
交通地区内に鉄道は敷設されていないが、東日本旅客鉄道(JR東日本)川越線の指扇駅が近い。 道路
バス指扇駅北口方面の路線バスが運行されている。さいたま市コミュニティバスは峰岸方面へ運行されないが、替わりにさいたま市西区指扇地区乗合タクシー「あじさい号」の運行を実施している。
施設など地内は県道沿線に管理釣り堀やいくつかの商業施設があるのみであり、目だった施設は数少ない。 脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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