広野駅 (兵庫県)
広野駅(ひろのえき)は、兵庫県三田市広野字下野間にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山線(JR宝塚線)の駅である[1]。駅番号はJR-G63。 アーバンネットワークおよび「JR宝塚線」の愛称区間に含まれている。 概要開業から長らく直営駅だったが、2004年10月16日のダイヤ改正以降、駅業務をジェイアール西日本交通サービス(2021年3月末まではJR西日本福知山メンテック)が受託する業務委託駅となった。 また2022年9月末までは旧福知山支社と近畿統括本部境界駅で当駅は福知山支社所属だった(隣の新三田駅より近畿統括本部管内)。 ICOCA(および相互利用対象のICカード)が利用可能だが、自動改札機は出場の際に乗車券類を回収しない簡易型が導入されている。 常磐線にも同名の「広野駅」(福島県双葉郡広野町)があることから、乗車券類の券面には「(福)広野」と表記される。 歴史
駅構造単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ地上駅。ホーム間の移動には跨線橋を使う[1]。 駅舎は単式ホームと繋がっており、駅舎内にはみどりの窓口・近距離券売機が設置されている。駅員がいるのは7時から19時50分の間のみで、それ以外の早朝・夜間は無人となる。改札内にはトイレがある。駅前には旧武庫川橋梁のモニュメントが建てられている[1]。 待避が可能な配線であり、2015年3月14日現在では、平日1本、土曜・休日は2本、大阪方面のみ特急列車の通過待ちが設定されている。2014年3月のダイヤ改正前は営業列車は土休日の上り1本に限定されており、それ以外は回送や団体などの臨時列車が使用する程度であった。 事故や各種トラブルでダイヤに乱れが生じた場合、臨時に待避や折り返しを行うことがある[5]。 当駅以北ではJR宝塚・JR東西・学研都市線運行管理システムが導入されておらず、南隣の新三田駅以南とは異なる駅自動放送が流れる。2011年2月頃に、接近メロディが導入された。 単式ホームの反対側には非電化の側線も敷設されており、保線機器の留置に使用されている。 のりば
ダイヤ日中は1時間あたり2本が停車する。朝晩は本数が1時間あたり3〜5本となり、JR東西線経由の電車もある。 利用状況兵庫県統計書[6]及び三田市統計書[7]によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
駅周辺田畑が多いが、所々に住宅街も広がっている。
バス路線周辺を神姫バスが運行しており、駅から直進した先の県道92号沿いに「広野駅前」(広野町民バスと同名)、北東の国道176号沿いに「広野大橋」バス停がある。 また、やや離れるが徒歩で約6分南方の県道141号沿いに「上井沢」バス停がある。 この他、駅前には駐輪場とタクシーの乗り場が設置されている(タクシーは常駐はしていない)。
隣の駅
脚注
関連項目外部リンク
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