小泉総理 ラジオで語る
『小泉総理 ラジオで語る』(こいずみそうり ラジオでかたる)は、ニッポン放送の制作で2003年1月18日から2006年7月22日まで全国のラジオ局で放送していた、政府広報番組である。 番組概要2002年当時の内閣官邸では、パブリック・コミュニケーション活動の一環として、内閣総理大臣秘書官であった飯島勲の発案でアメリカ合衆国大統領が毎週土曜に通例でラジオ放送を通して、演説することが重要視されている事に着眼し、内閣総理大臣であった小泉が国民に語り掛ける形式のラジオ番組を制作する事を提案し、小泉も承諾した[1]。 2003年1月18日から毎月第3土曜に放送を開始した[2]。番組構成はリスナーである国民に対して、内閣が上程する政策や考え等をインタビュー形式で引き出す構成である。 2006年7月22日をもって放送を終了した。小泉は任期満了にともない内閣総理大臣の職を辞し、表立った情報発信は殆どしなくなった。2008年9月、次期衆議院選挙に出ないことを表明し、2009年7月の衆議院解散にともない衆議院議員を失職した。政治活動の一線から退き、隠居生活を送っている。 2020年4月時点でも、内閣府のWebサイトに過去アップロードされた音声データとテキストデータは公開されていた。また、後の政権の内閣官邸では、2009年9月に誕生した鳩山由紀夫内閣によって誕生した、会議体の行政刷新会議による事業仕分けの方針により、政府広報のテレビ・ラジオによる電波メディアの全ての番組を2009年度で終了することを決定した。以降、放送媒体を用いた内閣広報番組は2012年12月に誕生した第2次安倍内閣まで編成されなかった。 その後、インターネットの動画共有サービスやSNSを中心に発信を行っているため、政府広報番組自体も減少した。小泉以降の現職総理大臣の番組は、同局ではニッポン放送が加盟してるメディアグループの上位企業である産経新聞とのダブルネームで制作し、元日特番として編成している、安倍晋三ないしは菅義偉[3]と著名人の対談番組のみとなっている[4]。 出演者パーソナリティインタビュアー
ネット局
脚注
関連項目
外部リンク
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