大牧橋(おおまきばし)は、岐阜県大野郡白川村の庄川に架かる国道156号の橋。
概要
RCアーチ橋時代の大牧橋は戦前の日本唯一の3ヒンジRCアーチ橋であった。
RCアーチ橋の諸元
- 形式 - RC上路型メラン式3ヒンジアーチ橋
- 橋格 - 3等橋
- 橋長 - 75.400 m
- 支間割 - 74.000 m
- アーチライズ - 7.4000 m
- 幅員
- 総幅員 - 5.000 m
- 有効幅員 - 4.500 m
- 車道 - 5.500 m
- 橋台 - 重力式玉石交じりコンクリート橋台
[3][4]
歴史
小牧ダム建設に伴う製材業者への補償として、ダム事業者から岐阜県に120万円が寄付され、それを原資に郡上郡白鳥町から大野郡白川村鳩谷に至る総延長32 km(キロメートル)の道路が整備された[3]。大牧橋は、その道路の一部で庄川を渡る鉄筋コンクリートアーチ橋であった[3]。大牧橋は1933年(昭和8年)ごろから設計を開始し、1935年(昭和10年)春に着工、1939年(昭和14年)秋に竣工した。1956年(昭和31年)に、橋のすぐ下流に鳩谷ダムが建設され、湖に水没した[3]。
このため下流に、橋長65.8 mの下路トラス橋に架け替えられた[5]。更に1992年(平成4年)に現在の橋に架けられた。
脚注
注釈
出典
参考文献
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バイパス道路 | |
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道路名・愛称 |
郡上街道 - 越前街道 - 飛騨街道 - 白川街道 - 飛越峡合掌ライン
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自然要衝 | |
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道の駅 | |
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構造物 |
岩戸トンネル - 舟伏山トンネル - 名津佐トンネル - 岩瀬橋 - 尾神橋 - 福島保木トンネル - 新平瀬トンネル - 小呂トンネル - 荻町トンネル - 飯島トンネル - 新内戸トンネル - 椿原橋 - 加須良トンネル - 飛越七橋(合掌大橋・飛越橋・成出橋・小白川橋・宮川原橋・火の川原橋・楮橋) - 湯出島橋 - 上梨トンネル - 平橋 - 大渡橋 - 大牧トンネル
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旧道 | |
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