国領町 (調布市)
国領町(こくりょうちょう[3])は、東京都調布市の町名。現行行政地名は国領町一丁目から八丁目。京王電鉄京王線が市域を東西に横断し、三丁目に国領駅、一丁目に布田駅が所在する。 地理東から時計回りに、狛江市西野川、狛江市和泉本町、狛江市中和泉、調布市染地、調布市布田、調布市八雲台、調布市柴崎、調布市菊野台に隣接する。 街区内を東西に横断する京王線と平行して、北側に旧甲州街道、南側に品川通りが横断する。市域北部から東南部にかけては東京都道11号大田調布線(狛江通り)が縦断し、狛江市と市境を接する。市域北端は国道20号(甲州街道)に接する。布田駅前を通る東京都道121号武蔵野調布線(三鷹通り)が国領町と布田の境界である。 河川歴史
→「布田五宿」も参照
[5][6][7][8][9][10][11][12]。詳細は当該記事を参照。
世帯数と人口2021年(令和3年)10月1日現在の世帯数と人口は以下のとおりである[2]。
小・中学校の学区
施設→「調布市 § 京王線連続立体交差事業」、および「京王線 § 連続立体交差化事業・複々線化計画」も参照
国領駅・布田駅周辺は、京王線地下化を見据えた再開発事業によって大きく変貌し、駅前広場も整備され、長年の懸案であった開かずの踏切問題も解消された。これにより狛江通りの渋滞も緩和され、路線バスのダイヤ乱れや、慈恵医大第三病院へ向かう救急車など緊急車両が踏切で足止めされるといった問題も解決した。 京王線は開業時に路面電車で駅間が短かった上、さらに国領駅と調布駅の間に後から布田駅が開業したことから、国領駅 - 布田駅 - 調布駅の駅間距離は非常に短く、各駅の間は1km離れておらず徒歩移動可能な距離である。京王線と並行する旧甲州街道沿いには商店が点在し、国領駅から調布駅までの間は複数の商店街がつながっている。 国領駅周辺国領駅周辺では、京王線地下化に先立ち再開発事業が行われ、2000年に「ココスクエア調布」、2004年に「グランタワーコクティー」と2つの再開発ビルが完成し、調布市の公共施設も入居したことで、駅前に商業施設と公共施設の集積が進み、利便性が大きく向上した。
布田駅周辺→「布田駅 § 駅周辺」も参照
京王電鉄のターミナル駅である調布駅と、先に開発が行われ商業施設などが集積した国領駅周辺に挟まれ、布田駅周辺の開発は立ち遅れていた。京王線地下化に伴い一体的に再開発事業が行われ、駅前広場が整備された。これに伴い、布田駅前通りにあった店舗の一部が駅前広場へ移転した。 また三鷹通りの道幅が狭く、調布駅を発着する路線バスのボトルネックとなっていることから、渋滞緩和のため布田駅前からの拡幅工事が予定されている。 駅前にはコンビニエンスストア、小型食品スーパー、ドラッグストア、個人商店や飲食店などがある。駅前には大きな商店はないため、買い物には調布駅または国領駅などへ出る住民も多い。
その他の地域
経済調布市では映画産業が盛んであり、国領町にも映画関連の企業が多い。かつては製造業の拠点もあったが、調布市内の他の地域と同様に、周囲の宅地化や地価高騰などから工場移転が相次いでいる。 国領町に拠点を置く事業所
かつて存在した事業所
教育機関公立学校大学
交通鉄道
バス町域内に京王バス調布営業所が所在する(国領町6丁目)。また小田急バス狛江営業所も近いことから、町域内を運行するバス路線は多数ある。 京王線が地下化される以前は、路線バスが布田駅前まで入れなかったことから、布田駅発着のバスの大半は旧甲州街道の「布田」停留所を発着する。京王線地下化後に駅前広場が整備され「布田駅」バス停が設置されたが、京王バスの出入庫系統である調39系統しか乗り入れておらず、本数は非常に少ない。 道路
ゆかりの人物
国領町が登場する作品脚注
関連項目外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia