飛田給
飛田給(とびたきゅう[2])は、東京都調布市の町名。現行行政地名は飛田給一丁目から飛田給三丁目。 地理調布と府中の間に位置する住宅地域。東京都心から約25km。津田沼、浦和、東小金井駅、稲田堤とほぼ同距離にあたる。南には多摩川が流れている。住宅、生産緑地が地域を占めるほか、ブドウやナシ畑も点在している。東に上石原、西に府中市押立町、白糸台、北に西町と接している。地域内を立川崖線が通り、多摩川のはけの高低差を確認できる。 地価住宅地の地価は2015年1月1日の公示地価によると、飛田給二丁目15番地13の地点で28万9000円/m2となっている。 歴史由来は多摩郡と入間郡境に存在した悲田(飛田)の給地とされている。江戸時代は江戸と甲府方面を繋ぐ甲州街道、富士山の信仰のために整備されたふじ大山道、2021年現在の野川公園や東小金井駅付近を経由し所沢方面に至る所沢道といった街道の要所であった。当時は布田五宿の助郷役を務め、地域の南部多摩川寄りには府中用水が整備された。 周辺施設
鉄道京王線飛田給駅が最寄駅。当地域外であるが西武多摩川線多磨駅と白糸台駅まで、徒歩約20分。 道路中央自動車道調布インターチェンジもしくは稲城インターチェンジが東京方面から、八王子市方面からは府中スマートインターチェンジが近い。多摩川を渡る橋としては、稲城大橋が至近に所在。 脚注関連項目
|