白糸台駅(しらいとだいえき)は、東京都府中市白糸台二丁目にある西武鉄道多摩川線の駅。駅番号はSW04。
所長・駅長配置駅であり、「多摩川線管理所」として、多摩川線の全駅を管理している[2]。
歴史
駅名の由来
当駅の所在地名にちなむ。当地は古くは白糸村と呼ばれており、白糸台の地名はそれによる。
旧称の「北多磨」は、当駅南方に先行開業していた京王電気軌道(現・京王電鉄)の「多磨駅」(現・多磨霊園駅)の北方に開業したことに因んでいた。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎は駅の西南にあり、改札口を入って構内踏切で上り線を渡ると左手(上り方、武蔵境側)にホームがある。かつてのホームは構内踏切の下り方(是政側)にあったが、1977年6月の改良工事の際に現在の位置に移設された[4]。
トイレは改札口を入って右手にある。2008年2月にユニバーサルデザインの一環として多機能トイレが追設された。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先
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1
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多摩川線
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上り
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武蔵境方面
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2
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下り
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是政方面
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(出典:西武鉄道:駅構内図)
- ただし、初電車の是政行きが1番ホームから発車する場合がある。
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改札口(2022年10月)
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自動券売機(2022年10月)
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ホーム(2022年10月)
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構内踏切(2022年10月)
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駅構内と車両基地(右手)(2008年10月)
利用状況
2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は6,286人であり、西武鉄道全92駅中76位[西武 1]。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通りである。
年度別1日平均乗降・乗車人員[5]
年度
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1日平均 乗降人員[6]
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1日平均 乗車人員[7]
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出典
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1990年(平成02年)
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1,956
|
[* 1]
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1991年(平成03年)
|
|
2,049
|
[* 2]
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1992年(平成04年)
|
|
2,074
|
[* 3]
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1993年(平成05年)
|
|
2,192
|
[* 4]
|
1994年(平成06年)
|
|
2,274
|
[* 5]
|
1995年(平成07年)
|
|
2,273
|
[* 6]
|
1996年(平成08年)
|
|
2,351
|
[* 7]
|
1997年(平成09年)
|
4,751
|
2,427
|
[* 8]
|
1998年(平成10年)
|
4,850
|
2,460
|
[* 9]
|
1999年(平成11年)
|
4,834
|
2,464
|
[* 10]
|
2000年(平成12年)
|
4,774
|
2,444
|
[* 11]
|
2001年(平成13年)
|
4,824
|
2,455
|
[* 12]
|
2002年(平成14年)
|
4,937
|
2,515
|
[* 13]
|
2003年(平成15年)
|
4,965
|
2,530
|
[* 14]
|
2004年(平成16年)
|
5,045
|
2,493
|
[* 15]
|
2005年(平成17年)
|
5,009
|
2,389
|
[* 16]
|
2006年(平成18年)
|
4,909
|
2,342
|
[* 17]
|
2007年(平成19年)
|
4,839
|
2,342
|
[* 18]
|
2008年(平成20年)
|
5,122
|
2,488
|
[* 19]
|
2009年(平成21年)
|
5,371
|
2,633
|
[* 20]
|
2010年(平成22年)
|
5,267
|
2,608
|
[* 21]
|
2011年(平成23年)
|
5,209
|
2,568
|
[* 22]
|
2012年(平成24年)
|
5,354
|
2,655
|
[* 23]
|
2013年(平成25年)
|
5,519
|
2,742
|
[* 24]
|
2014年(平成26年)
|
5,635
|
2,808
|
[* 25]
|
2015年(平成27年)
|
5,863
|
2,918
|
[* 26]
|
2016年(平成28年)
|
5,999
|
2,984
|
[* 27]
|
2017年(平成29年)
|
6,038
|
2,995
|
[* 28]
|
2018年(平成30年)
|
6,253
|
3,104
|
[* 29]
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2019年(令和元年)
|
6,439
|
3,199
|
[* 30]
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2020年(令和02年)
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[西武 2]4,970
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2021年(令和03年)
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[西武 3]5,410
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2022年(令和04年)
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[西武 4]6,038
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2023年(令和05年)
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[西武 1]6,286
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駅周辺
駅の東側(駅舎の反対側)に接して、多摩川線の開業以来の車両基地である白糸台車両基地がある。そのため、早朝には当駅始発の列車が設定されている。以前は当駅終着の列車も運行されていた。
駅の北側に旧甲州街道の踏切があり、駅舎からこの踏切にかけての線路沿いの道に、数軒の商店がある。旧駅名の由来の旧多磨村の中心地に近い。
駅の南側を、品川道が通っている。
近隣の施設等
近隣の駅
当駅から600 mほど離れた場所には京王線の駅が2駅ある。当駅改札口付近には両駅への案内図が掲出され、車内自動放送でも「京王線はお乗り換え」という案内がされる。ただし、京王線からは当駅への正式な乗換案内は行っていない上、連絡運輸も行っていない。
隣の駅
- 西武鉄道
- 多摩川線
- 多磨駅 (SW03) - 白糸台駅 (SW04) - 競艇場前駅 (SW05)
脚注
出典
- 東京都統計年鑑
- 西武鉄道の1日平均利用客数
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、 白糸台駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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