五島莉乃
五島 莉乃(ごしま りの、 1997年10月29日 - )は、日本の女性陸上競技選手。長距離走。 略歴星稜中学校・高等学校を経て、2020年中央大学経済学部国際経済学科卒業[1]。同大学女子陸上部時代の同年代のライバルには佐藤成葉(立命大)、関谷夏希(大東文化大)、棟久由貴(東農大)、高谷愛奈(大阪学院大)、上田雪菜(筑波大)らがいた。2018年の世界大学クロスカントリー選手権団体では、加世田梨花(名城大)、関谷夏希、棟久由貴らとともに団体金メダル獲得[2]。2019年の大学4年時に主将。同2019年の日本インカレ5000m・10000mではいずれのレースも佐藤成葉に1秒差で敗れ2位であった。2020年に中大卒業後、佐藤と共に資生堂RCに所属。 2021年11月の第41回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)では5区10kmを走り、従来の区間記録を42秒更新する31分28秒を記録、新谷仁美(積水化学)を1秒差で抑え区間賞を獲得した。チーム総合成績では資生堂は積水化学に次ぐ2位だった。同年12月10日の10000m記録会で日本歴代6位タイとなる31分10秒02を記録した[3]。 2022年1月16日、第40回全国都道府県対抗女子駅伝(全国女子駅伝)では1区6㎞を走り、2020年同大会で廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が記録した18分39秒の区間記録に2秒差に迫る18分41秒を記録し区間賞を獲得した。レースでは1キロすぎから田中希実(豊田自動織機TC)とマッチレースになり、3.8キロすぎで突き放した。田中は18分59秒の2位だった[4]。 2024年7月4日、2024年パリオリンピックに派遣する陸上女子10000m日本代表選手に内定されたことが発表された[5]。 2024年パリオリンピックの陸上競技女子10000メートル決勝では31分29秒48のタイムで18位だった[6]。 主な記録
脚注
外部リンク
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