森智香子
森 智香子(もり ちかこ、1992年11月25日 - )は陸上競技選手。中距離走、長距離走、障害走。東アジア競技大会(2013年天津)1500m銅メダル。第101回日本選手権3000m障害優勝。 経歴長崎大学教育学部附属小学校、長崎大学教育学部附属中学校、長崎県立諫早高等学校、大東文化大学スポーツ・健康科学部スポーツ科学科卒業。積水化学入社、女子陸上競技部に所属。 長崎大附属中の頃から陸上競技で活躍し県内では注目されていたが、全国大会への出場は叶わなかった。諫早高時代に全国レベルの選手として注目されるようになった。諫早高は公立の進学校ながら高校駅伝の強豪校として知られ、女子駅伝で全国制覇も成し遂げている。高1から高3まで連続で全国高校駅伝に出場して都大路を走った。また、3年のときにはアジアジュニア選手権にも出場した。 実業団チームの誘いを断り女子陸上部が創立されて2年目の大東文化大に進んだ。大学では、まず1500m、次いで3000m障害で学生界トップの力を発揮した。学生の全国大会(日本インカレ、日本学生個人)だけではなく、日本選手権、国体、そして東アジア競技大会でも上位に入った。駅伝でも活躍して全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝)や大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)では区間賞も獲得した。 積水化学入社後も、日本選手権の3000m障害で連続して入賞し、積水化学チームの一員として実業団女子駅伝(クイーンズ駅伝)に、長崎県チームの一員として全国女子駅伝に出場して活躍している。 エピソード
諫早高の卒業後は実業団に入ろうと考えていたが、「新しくチームをつくることできる」ことに魅力を感じて女子陸上競技部の創部間もない大東文化大を選んた[2]。監督や他の選手からの熱く信頼されているようで、大学でも実業団でもそして駅伝チームでもキャプテンを務めてチームをまとめていくことが多い。 全国女子駅伝で廣中璃梨佳が区間新記録を出した際(2018年4区、2020年1区)、2度とも襷を受け取っている。2018年にはインタビューに答えて「大きな声で名前を呼んで、最後まで引っ張る」と言った通りに大きな動作で名前を呼ぶ声がテレビ中継ではっきり聞こえていた。 主な記録
脚注
外部リンク
|