5000メートル競走(英語: 5000 metres)は、5000メートルを走るタイムを競う陸上競技のトラック種目で、長距離走に分類される。
競技場のトラックを12周と200m(12周半)走る。よってスタート位置は3000メートル競走と同様のバックストレートの出口となる。長距離種目ではあるが持久力だけでなくレース終盤のスピードや戦略も要求される。近年、特に男子では序盤からのスピードが求められる中距離走の要素が強くなっている。
陸上競技においては5000mと5km走は別物(前者はトラックレース、後者はロードレース)であり、歴代記録も別に扱う。
現在の競技状況
現在、世界的にはエチオピアやケニアを筆頭にアフリカ勢が男女とも強く、欧州勢がそれを追う展開で、女子では中国勢も上位入賞ができる力量をもっている[要出典]。日本選手はオリンピックや世界選手権では男女とも8位入賞できれば上出来といったところのレベルであるが、1936年ベルリンオリンピックの村社講平と1996年アトランタオリンピックの志水見千子が4位、1997年世界陸上競技選手権大会の弘山晴美と2023年世界陸上競技選手権大会の田中希実が8位で、過去4回入賞している。
世界歴代10傑
エリア記録
U20世界歴代10傑
- 樹立年の12月31日時点で年齢が20歳未満である選手のみが対象となる。
U18世界最高記録
- 樹立年の12月31日時点で年齢が18歳未満である選手のみが対象となる。
アジア歴代10傑
U20アジア歴代10傑
- 樹立年の12月31日時点で年齢が20歳未満である選手のみが対象となる。
U18アジア最高記録
- 樹立年の12月31日時点で年齢が18歳未満である選手のみが対象となる。
日本歴代10傑
室内日本記録
日本学生歴代10傑
※田中希実、小林祐梨子は日本学連に登録しておらず、公式の日本学生記録ではない。
日本人学生歴代10傑
U20日本歴代10傑
- 樹立年の12月31日時点で年齢が20歳未満選手のみが対象となる。
U18日本最高記録
- 樹立年の12月31日時点で年齢が18歳未満である選手のみが対象となる。
高校歴代10傑
高校生に関する各種記録
- 2002年より日本国籍のない高校生の記録は日本高校国内国際記録とされ、遡って留学生による日本高校記録も抹消された。
中学歴代10傑
中学生に関する各種記録
五輪・世界選手権における日本人入賞者
五輪・世界選手権における日本人男子入賞者
- 1936年ベルリンオリンピックで村社講平が4位入賞を果たした。なお、村社の4位入賞という成績は、ベルリン五輪から三四半世紀経った現在でもこの種目における日本人男子選手の最高成績となっている。
五輪・世界選手権における日本人女子入賞者
- 1996年アトランタオリンピックで志水見千子が4位入賞を果たし、この種目で日本人女子選手最初の入賞者となった。
関連項目
脚注
外部リンク
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トラック競技 |
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混成競技 | |
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ロードレース |
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オフロードレース | |
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※太字はオリンピック・パラリンピック・世界選手権大会実施種目、斜字は性別を限定する実施種目 |