万代 (新潟市)
万代(ばんだい)は、新潟県新潟市中央区の町字。現行行政地名は万代一丁目から万代六丁目。住居表示実施済み区域[4]。郵便番号は950-0088[2]。 概要昭和時代初期、大河津分水路の開通に伴う信濃川下流部の改修事業によって造成された「万代橋上流埋立地」のうち、右岸側の萬代橋下流側の埋立地と、萬代橋東詰周辺の地域から成る。 1968年(昭和43年)の住居表示施行に伴い付与された町名で、一丁目から六丁目までから成る[5]。 新潟駅万代口と古町地域のほぼ中間点に位置し、このうち一丁目から八千代に掛けた地区に新潟交通が展開している商業地「万代シテイ」がある。1970年代前半から同社バスの運行拠点跡の再開発事業の一環で整備されたもので、開発当初は「新潟市の新都心」とも謳われた。 この万代シテイや周辺地区を含めて「万代」と呼ばれることもあり、古町地域と並ぶ新潟の経済の中心地となっている。2008年(平成20年)策定の中心市街地活性化基本計画においては「万代地区」として3つの中心市街地(重点活性化地区)のひとつとして位置づけられ、同年策定の新潟市都市計画基本方針(都市計画マスタープラン)においては、「万代周辺地区[6]」として都心のひとつに位置づけられている。また、2018年(平成30年)に公表された「新潟都心の都市デザイン」においては都心軸上に位置づけられている(これらの計画は#外部リンクから参照)。 隣接している町字北から東回り順に、以下の町字と隣接する。 ※信濃川を挟んで下大川前通、川端町と隣接。 世帯数と人口2018年(平成30年)1月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
歴史年表
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
地域一丁目一丁目は新潟交通の路線バス・高速バスが発着する万代シテイバスセンターを中心に、新潟アルタ、ラブラ万代・ラブラ2など、テナント群を有する大型商業施設が立地している。このうちラブラ万代はダイエーの撤退後、三井不動産などにより商業施設として再開発されたもので、ロフト、紀伊國屋書店、ユニクロなどがテナントとなっている。
→万代シテイの商業施設については「万代シテイ § 万代一丁目」を参照
二丁目バスセンタービルと東港線を挟んだ向かい側の二丁目には国土交通省の出先が集積する同省新潟総合庁舎があったが、これら出先機関は中央区美咲町地内の新潟美咲合同庁舎への移転が順次進められ、2012年6月中旬までに全機関の移転を完了した。この跡地については、2018年夏現在の段階では具体的な開発計画はなく、用途は未定である[8]。 また総合庁舎と同区画には地元家電量販店の「真電新潟本店」があったが、同社は2007年3月1日付で同業大手のノジマに吸収合併され、店舗再編により同年7月1日に閉鎖された。ノジマ側は新潟本店跡には再出店せず、施設の賃貸もしくは売却を行う意向を示していた。その後上越市のティーエスエスアソシエイツがこの本店跡の建物を2009年に取得、約8億円をかけて改装し、結婚式場「ザ・ジャポナイズ」が6月29日に開業した。
三丁目三丁目は、萬代橋通りと東港線の沿線を中心にオフィスビルが立ち並ぶ地域になっており、東港線十字路角には2013年春にオープンした新潟日報社の本社屋や文化施設、公共スペース、テナントスペースなどを内包する20階建の多機能複合型ビル「新潟日報メディアシップ」が所在する。
四丁目四丁目も三丁目と同様に萬代橋通りと東港線の沿線を中心に、オフィスビルが立ち並ぶ地域になっている。
五 - 六丁目
交通道路
この2つの通りは歩行者利便増進道路(ほこみち)に指定された[9]。
バス万代シテイバスセンターを含む「万代シテイ」停留所が位置しており、BRT萬代橋ラインをはじめとした市内を走る路線バス・高速バスが集積する。万代シテイバスセンター#外部リンクの図に掲載された停留所のほか、県道1号沿いには「万代一丁目」停留所が位置する。 水上バス
脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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