古町通

古町通
ふるまちモール6
ふるまちモール6
古町通の位置(新潟市内)
古町通
古町通
古町通の位置
古町通の位置(新潟県内)
古町通
古町通
古町通 (新潟県)
北緯37度54分57.85秒 東経139度2分23.38秒 / 北緯37.9160694度 東経139.0398278度 / 37.9160694; 139.0398278
日本の旗 日本
都道府県 新潟県
市町村 新潟市
中央区
人口
2018年(平成30年)1月31日現在)[1]
 • 合計 1,589人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
951-8063[2]
市外局番 025 (新潟MA)[3]
ナンバープレート 新潟
アーケード商店街「ふるまちモール」とその周辺の位置関係

古町通(ふるまちどおり)は、江戸時代からの新潟市(現中央区)の地名および通り名。現行行政地名は古町通1番町から古町通13番町。住居表示未実施区域[4]郵便番号は951-8063[2]

概要

江戸期から現在までの町名[5]白山神社に繋がる古町通1番町から13番町まで続く商店街。10番町より下手は古くからの住宅街が形成されており、13番町に至る。いわゆる繁華街は5番町から9番町までとその隣接地域が中心となっている。

もともとは本町通と呼ばれていたが、1617年(元和3年)に作られた新町の発展にともなって、古町と呼ばれるようになった[6]

隣接している町字

北から東回り順に、以下の町字と隣接する。

世帯数と人口

2018年(平成30年)1月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
古町通1番町 19世帯 34人
古町通2番町 149世帯 226人
古町通3番町 49世帯 77人
古町通4番町 102世帯 139人
古町通5番町 67世帯 80人
古町通6番町 22世帯 27人
古町通7番町 13世帯 31人
古町通8番町・9番町 40世帯 64人
古町通10番町 72世帯 123人
古町通11番町 70世帯 109人
古町通12番町 94世帯 163人
古町通13番町 264世帯 516人
961世帯 1,589人

歴史

年表

  • 1655年(明暦元年) : 現在地に移転。
  • 1872年(明治5年)10月 : 町名改正を実施。
  • 1879年(明治12年)4月9日 : 新潟町の区制移行により、新潟区の町丁となる。
  • 1889年(明治22年)4月1日 : 新潟区の市制施行により新潟市の町丁となる。
  • 2007年(平成19年)4月1日 : 新潟市の政令指定都市移行により、中央区の町丁となる。

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]

町丁 番地 小学校 中学校
古町通1番町 全域 新潟市立白山小学校 新潟市立白新中学校
古町通2番町 全域
古町通3番町 全域
古町通4番町 全域
古町通5番町 全域
古町通6番町 全域 新潟市立新潟小学校 新潟市立寄居中学校
古町通7番町 全域
古町通8番町 全域
古町通9番町 全域
古町通10番町 全域 新潟市立日和山小学校 新潟市立新潟柳都中学校
古町通11番町 全域
古町通12番町 全域
古町通13番町 全域

地域

1番町から4番町

古町通1番町(白山神社から)
上古町商店街

鍛冶小路から上手の白山神社に繋がる古町通1番町から4番町までの区間。新潟大火による火災を免れた昭和初期の建物が多く残っており、老舗の商店が並ぶ。その一方で、若者が経営する店も出来ており、多様化が進んでいる。

主な企業・施設

5番町・6番町

5番町から7番町までの区間にはアーケード街(ふるまちモール)が広がっており、地名に合わせ「ふるまちモール5」「ふるまちモール6」「ふるまちモール7」と命名されている。

  • ふるまちモール5には新潟市出身の漫画家水島新司の代表作のキャラクターブロンズ像が並べられた「水島新司マンガストリート」がある。
  • ふるまちモール6には街頭大型ビジョン「6ビジョン」が設置されているほか、一部の柱には店舗情報を検索できるタッチパネル式のディスプレーが内蔵されている。
主な企業・施設

7番町

ふるまちモール7
オレンジローソンNSGスクエア店(閉店)
主な企業・施設

8番町・9番町

古町通8番町

歓楽街と称されるのは8番町、9番町で、2024年時点でも老舗料亭鍋茶屋等)がある他、芸妓置屋も営まれている。

古町通10番町

文化

古町どんどん
古町通5番町から7番町を会場に、新潟中心商店街協同組合の主催で開催される。1980年(昭和55年)から始まり、毎年春と秋の2回開催される[8]

交通

交差する小路

古町通7番町と交差する千歳小路

白山神社側(1番町側)から順に

  • 一番堀通り(新潟県政記念館前)
  • 新川小路(3番町と4番町の間)
  • 鍛冶小路(4番町と5番町の間)
  • 新津屋小路(5番町と6番町の間)
  • 小原小路(6番町の中間地点)
  • 柾谷小路(6番町と7番町の間)
  • 新堀通り(7番町と8番町の間)
  • 坂内小路(8番町と9番町の間)…県道はここで東側に曲がる。
  • 広小路(9番町と10番町の間)…南へ行くと柳都大橋へ至る。
  • 五菜堀(11番町と12番町の間)
  • 横七番町通

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b 住民基本台帳人口 (全市・区役所・町名別) - 町名別住民基本台帳人口”. 新潟市 (2018年2月13日). 2018年3月5日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年3月5日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年3月5日閲覧。
  4. ^ 町名一覧表”. 新潟市 (2017年7月20日). 2018年3月5日閲覧。
  5. ^ 角川地名15、p.1175
  6. ^ 歴双8、p.28
  7. ^ 通学区域一覧(町名別五十音索引)”. 新潟市 (2017年4月1日). 2018年3月5日閲覧。
  8. ^ 古町の恒例行事、古町どんどん開幕|地域|新潟県内のニュース|新潟日報モア[リンク切れ]

参考文献

  • 角川日本地名大辞典 編纂委員会『角川日本地名大辞典 15 新潟県』(株)角川書店、1989年10月8日。ISBN 4-04-001150-3 
  • 『新潟歴史双書 8 新潟の地名と歴史』新潟市、2004年3月31日。 

関連項目

外部リンク