ルイス・ウリアス
ルイス・フェルナンド・ウリアス・フィゲロア(Luis Fernando Urías Figueroa, 1997年6月3日 - )は、メキシコのソノラ州マグダレナ・デ・キノ出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。MLBのシアトル・マリナーズ所属。 実兄は同じくメジャーリーガー(内野手)のラモン・ウリアス[2]。 経歴プロ入りとパドレス時代2013年12月にサンディエゴ・パドレスと契約してプロ入り。 2014年、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・パドレスでプロデビュー。ルーキー級アリゾナリーグ・パドレスでもプレーし、2球団合計で45試合に出場して打率.297、14打点、10盗塁を記録した。 2015年はA-級トリシティ・ダストデビルズとA級フォートウェイン・ティンキャップスでプレーし、2球団合計で61試合に出場して打率.299、17打点、8盗塁を記録した。 2016年はA+級レイクエルシノア・ストームとAAA級エル・パソ・チワワズでプレーし、2球団合計で123試合に出場して打率.333、6本塁打、55打点、8盗塁を記録した。 2017年の開幕前、第4回WBCにメキシコ代表として参加した。シーズンではAA級サンアントニオ・ミッションズでプレーし、118試合に出場して打率.296、3本塁打、38打点、7盗塁を記録した。シーズン途中にはテキサスリーグのオールスターのメンバーに選出された。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズに所属した。 2018年にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは36位(シーズン途中で27位に上昇)、パドレスの組織内では3位(シーズン途中で4位に下降)にランクインした[3][4]。シーズンでは開幕からAAA級エル・パソでプレーし、120試合に出場して打率.296、8本塁打、45打点、2盗塁を記録した。また、7月にはオールスター・フューチャーズゲームの世界選抜に選出された[5]。8月28日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[6]。同日のシアトル・マリナーズ戦にて「2番・二塁手」で先発出場してメジャーデビュー(この試合は3打数無安打)[7]。この年メジャーでは12試合に出場して打率.208、2本塁打、5打点、1盗塁を記録した。 2019年は71試合に出場して打率.223、4本塁打、24打点を記録した。 ブルワーズ時代2019年11月27日にザック・デイビーズ、トレント・グリシャムとのトレードで、エリック・ラウアー、後日発表選手と共にミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[8]。 2020年は60試合制の短縮シーズンで41試合に出場し、打率.239・0本塁打・11打点などを記録した。守備では三塁手が最多で30試合を守った。 2021年は初めて開幕戦に出場するなど正遊撃手として出場を続けていたが、5月にウィリー・アダメスがトレードで加入してからは二塁手や三塁手としての出場が増えた。 2023年はWBCメキシコ代表に選出され、準決勝の日本戦では佐々木朗希から先制3ランを放った[9]。しかしシーズンでは開幕戦で負ったハムストリングの怪我[10]の影響もあり、20試合で打率.145と苦しみ、マイナーオプションによる傘下AAA級ナッシュビル・サウンズへの降格も経験した[11]。 レッドソックス時代2023年8月1日にブラッドリー・ブラロックとのトレードでボストン・レッドソックスへ移籍した[12]。 マリナーズ時代2023年11月17日にアイザイア・キャンベルとのトレードでシアトル・マリナーズに移籍した[13]。 プレースタイルパドレス傘下のマイナー時代はフェルナンド・タティス・ジュニアとの二遊間コンビとなることが期待されていた。選球眼が売りである[14]。 詳細情報年度別打撃成績
WBCでの打撃成績
年度別守備成績
記録
背番号
代表歴脚注
関連項目外部リンク
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