ジャクソン・カワー
ジャクソン・アレクサンダー・カワー(Jackson Alexander Kowar, \coh-wahr\[1], 英語発音/ˈʤæksən ˈkoʊər/; 1996年10月4日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ユニオン郡ウェディントン出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのシアトル・マリナーズ所属。 経歴プロ入り前高校時代にクレムゾン大学への進学を予定していたが、監督の交代などもあり取り止めた[2]。その後、最終年の2015年に10勝1敗、防御率0.20の好成績を記録。同年のMLBドラフト40巡目(全体1210位)でデトロイト・タイガースから指名されたが、契約せずにフロリダ大学へ進学した[3]。 大学ではブレイディ・シンガーとチームメイトであり、2年目の2017年にはメンズ・カレッジ・ワールドシリーズの優勝投手となった[2]。 プロ入りとロイヤルズ時代2018年のMLBドラフト1巡目(全体33位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、上記のシンガーと共にプロ入り[4]。契約金は214万7500ドル。傘下のA級レキシントン・レジェンズでプロデビューし、9試合に登板して0勝1敗、防御率3.42、22奪三振の成績を記録した。 2019年はA+級ウィルミントン・ブルーロックスで開幕を迎え、シーズン途中にAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズに昇格。2チーム合計で26試合に先発登板して7勝10敗、防御率3.52、144奪三振の成績を記録した。 2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかった[5]。 2021年はAAA級オマハ・ストームチェイサーズで開幕を迎え、6月7日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入り[6][7]。同日のロサンゼルス・エンゼルス戦に先発登板してメジャーデビューを果たしたが、0.2回4失点で敗戦投手となった[8]。このシーズンは0勝6敗で防御率11.27という成績であった。 2022年は7試合に登板するも防御率9.77という成績であった。 2023年9月5日のシカゴ・ホワイトソックス戦でメジャー初勝利を挙げた。 マリナーズ時代2023年11月17日にカイル・ライトとのトレードでアトランタ・ブレーブスへ移籍したが[9]、12月3日にマルコ・ゴンザレス、ジャレッド・ケレニック、エバン・ホワイト、金銭とのトレードで、コール・フィリップスと共にシアトル・マリナーズへ移籍した[10]。 選手としての特徴ワークホース型右腕で、チェンジアップでゴロも三振も量産する[11]。 人物父親のフランク・カワーも元プロ野球選手で、トロント・ブルージェイズ傘下でプレーしていた[12]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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