マシュー・リベラトーレ
マシュー・ジョゼフ・リベラトーレ(Matthew Joseph Liberatore, 1999年11月6日 - )は、アメリカ合衆国アリゾナ州ピオリア出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLBのセントルイス・カージナルス所属。 リベラトーレ読みはイタリア語の場合で、英語読みではリベラトーリとなる[1]。メディアによっては「リベラトーア」と表記されることもあるが、実際にその読み方をする言語は無い。 経歴プロ入りとレイズ傘下時代![]() (2019年7月17日) 2018年のMLBドラフト1巡目(全体16位)でタンパベイ・レイズから指名され[2]、プロ入り。なお、契約しない場合はアリゾナ大学へ進学の予定であった[3]。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レイズでプロデビュー。アパラチアンリーグのルーキー級プリンストン・レイズでもプレーし、2球団合計で9試合に先発登板して2勝2敗、防御率1.38、37奪三振を記録した。 2019年はA級ボーリンググリーン・ホットロッズでプレーし、16試合(先発15試合)に登板して6勝2敗、防御率3.10、76奪三振を記録した。 カージナルス時代2020年1月9日にホセ・マルティネス、ランディ・アロサレーナ及びドラフト上位指名権とのトレードで、ドラフト下位指名権と共にセントルイス・カージナルスへ移籍した[4]。この年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の登板は無かった。 2021年は傘下のAAA級メンフィス・レッドバーズでプレーし、22試合(先発19試合)に登板して9勝9敗、防御率4.04、123奪三振を記録した。 2022年はAA級スプリングフィールド・カージナルスで開幕を迎えた。5月19日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[5]、21日のピッツバーグ・パイレーツ戦にて先発でメジャーデビュー(4.2回を投げて4失点で勝敗付かず)[6]。この年メジャーでは9試合(先発7試合)に登板して2勝2敗、防御率5.97、28奪三振を記録した。 2023年は22試合(先発11試合)に登板して3勝6敗、防御率5.25、46奪三振を記録した。 2024年は60試合(先発6試合)に登板して3勝4敗、防御率4.40、76奪三振を記録した。 選手としての特徴打者にぶつかりそうなところから急激に変化するカーブが武器である[7]。しかし、2024年にはそのカーブとチェンジアップはほとんど投げなくなり、スライダーの割合を増加させたほか、新たにカットボールを投げ始めて、技巧派から速球派にシフトした[8]。 人物ノーラン・ゴーマンとは5歳の頃からの友人であり、2018年のMLBドラフトで共に1巡目指名を受け、プロ入りしない場合はアリゾナ大学で同僚となる予定だった。プロ入り後の2020年には、リベラトーレがゴーマンの在籍するカージナルスへ移籍したことで同僚となった[9]。その後もメジャー昇格が同時であり[5]、2022年5月28日のミルウォーキー・ブルワーズ戦では、ゴーマンが初回に先制点となるメジャー初本塁打を放つなど4安打3打点の活躍を見せ、リベラトーレのメジャー初勝利をアシストした[10]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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