ゲイブ・スパイアー
ガブリエル・ジェームズ・スパイアー(Gabriel James Speier, 1995年4月12日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタバーバラ出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLBのシアトル・マリナーズ所属。 経歴プロ入りとレッドソックス傘下時代2013年のMLBドラフト19巡目(全体563位)でボストン・レッドソックスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッドソックスでプロデビュー。3試合(先発2試合)に登板して防御率2.25、6奪三振を記録した。 2014年もルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッドソックスでプレーし、9試合(先発6試合)に登板して3勝0敗、防御率1.55、26奪三振を記録した。 タイガース傘下時代2014年12月12日にリック・ポーセロとのトレードで、ヨエニス・セスペデス、アレックス・ウィルソンと共にデトロイト・タイガースへ移籍した[1]。 2015年は傘下のA級ウェストミシガン・ホワイトキャップスでプレーし、33試合に登板して4勝2敗、防御率2.86、36奪三振を記録した。 ダイヤモンドバックス傘下時代2015年11月20日にキャメロン・メイビンとのトレードで、イアン・クロルと共にアトランタ・ブレーブスへ移籍した[2]。その後、12月9日にエンダー・インシアーテ、アーロン・ブレアー、ダンズビー・スワンソンとのトレードで、シェルビー・ミラーと共にアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[3]。 2016年は傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ダイヤモンドバックス、A級ケーンカウンティ・クーガーズ、A+級バイセイリア・ローハイド、AA級モービル・ベイベアーズでプレーし、4チーム合計で39試合に登板して4勝2敗3セーブ、防御率2.62、49奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ソルトリバー・ラフターズに所属した。 2017年はAA級ジャクソン・ジェネラルズ[4]でプレーし、36試合(先発4試合)に登板して2勝6敗2セーブ、防御率4.30、50奪三振を記録した。 2018年、ダイヤモンドバックス傘下ではAA級ジャクソンでプレーした。 ロイヤルズ時代2018年6月6日にジョン・ジェイとのトレードで、エルビス・ルシアーノと共にカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[5]。移籍後は傘下のAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、移籍前を含めた2チーム合計では46試合に登板して1勝0敗1セーブ、防御率3.39、48奪三振を記録した。 2019年、マイナーではAA級ノースウエストアーカンソーとAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーし、2チーム合計では47試合に登板して1勝5敗6セーブ、防御率4.48、73奪三振を記録した。9月3日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[6]、5日のタイガース戦でメジャーデビュー[7]。この年メジャーでは9試合に登板して防御率7.36、10奪三振を記録した。 2020年は8試合に登板して0勝1敗、防御率7.94、6奪三振を記録した。オフの11月20日にDFAとなり[8]、25日にマイナー契約でAAA級オマハへ配属された[9]。 2021年は開幕からAAA級オマハでプレーし、45試合に登板して3勝0敗5セーブ、防御率2.98、57奪三振を記録した。9月15日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[10]、そこからレギュラーシーズン終了まで7試合に登板して防御率1.17、5奪三振を記録した。 2022年は17試合(先発1試合)に登板して0勝1敗、防御率2.33、14奪三振を記録した。 マリナーズ時代2022年11月9日にウェイバー公示を経てシアトル・マリナーズへ移籍した[11]。 2023年は年間通じてメジャーで過ごし、69試合に登板して2勝2敗1セーブ、防御率3.79、64奪三振を記録した。 選手としての特徴シンカー、フォーシーム、スライダーの3球種を投げ分け、左打者を得意としている[12]。 家族叔父にサンフランシスコ・ジャイアンツなどで活躍した内野手のクリス・スパイアー、その息子(ゲイブの従兄弟)にトロント・ブルージェイズなどで活躍した投手のジャスティン・スパイアーという元メジャーリーガー2人を親類に持つ[13]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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