ザック・デイビーズ
ザカリー・ライアン・デイビーズ(Zachary Ryan Davies, 1993年2月7日 - )は、アメリカ合衆国ワシントン州ピュアラップ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。 愛称はバット・ボーイ[1]。 経歴プロ入りとオリオールズ傘下時代2011年のMLBドラフト26巡目(全体785位)でボルチモア・オリオールズから指名され、プロ入り。 2012年に傘下のA級デルマーバ・ショアバーズでプロデビュー。25試合(先発17試合)に登板して5勝7敗1セーブ、防御率3.86、91奪三振を記録した。 2013年はA+級フレデリック・キーズでプレーし、26試合に先発登板して7勝9敗、防御率3.69、132奪三振を記録した。 2014年はAA級ボウイ・ベイソックスでプレーし、21試合(先発20試合)に登板して10勝7敗、防御率3.35、109奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグスに所属した。 2015年はAAA級ノーフォーク・タイズでプレーし、19試合(先発18試合)に登板して5勝6敗、防御率2.84、81奪三振を記録した。また、7月のオールスター・フューチャーズゲームのアメリカ合衆国選抜にも選出された[2]。 ブルワーズ時代![]() (2017年7月25日) 2015年7月31日にヘラルド・パーラとのトレードで、ミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[3]。傘下のAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスへ配属され、5試合に先発登板して1勝2敗、防御率5.00、21奪三振を記録した。ロースター拡大後の9月にメジャー初昇格し、9月2日のピッツバーグ・パイレーツ戦でメジャーデビューを果たした[4]。この年メジャーでは6試合に先発登板して3勝2敗、防御率3.71、24奪三振、防御率3.71を記録した。 2016年はメジャー2年目ながら先発ローテーションに定着して28試合に先発登板し、規定投球回にも到達した。防御率3.97、チームの勝ち頭(唯一の2桁勝利) [5]となる11勝7敗、防御率3.97を記録した。 2017年は先発2番手として開幕し、33試合に先発登板して17勝、124奪三振、防御率3.90という好成績を残した。また打撃では14犠打で野手を含めても両リーグ1位で、7月25日のワシントン・ナショナルズ戦では先制点かつ決勝点のスクイズを成功させた[6]。 パドレス時代2019年11月27日にエリック・ラウアー、ルイス・ウリアス、後日発表選手とのトレードで、トレント・グリシャムと共にサンディエゴ・パドレスへ移籍した[7]。 カブス時代2020年12月29日にダルビッシュ有、ビクター・カラティーニとのトレードで、オーウェン・ケイシー、レジナルド・プレシアード、イスマエル・メナ、イェイソン・サンタナと共にシカゴ・カブスへ移籍した [8]。2021年オフの11月3日にFAとなった[9]。 ダイヤモンドバックス時代2022年3月24日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスと150万ドルの単年契約を結んだ[10]。2023年は相互オプションとなり、バイアウトの際は25万ドルが支払われる[11]。開幕後は先発ローテの一角として起用されていたが、7月に右肩の故障のため5週間離脱[12]。8月の復帰後は12試合に先発登板したが勝ち星を挙げられず、シーズンわずか2勝に終わった[13]。シーズン終了後は翌年のオプションをオプトアウトし[12]、11月7日にFAとなった[9]。 投球スタイル全投球の半数がツーシームで、チェンジアップを切り札とする典型的な技巧派右腕[14]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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