マーロン・ハンフリー
マーロン・N・ハンフリー(Marlon N. Humphrey, 1996年7月8日 - )は、アメリカ合衆国アラバマ州フーバー出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLのボルチモア・レイブンズに所属している。ポジションはコーナーバック。 経歴ハイスクール高校時代は陸上競技にも取り組んでおり、2013年の世界ユース陸上競技選手権大会では110mハードルで準優勝した[1]。
カレッジアラバマ大学に進学し、1年目の2014年シーズンはNCAAのレッドシャツ制度により試合に出場しなかった[2]。 2015年シーズンから試合に出場した。このシーズン、チームはCFPナショナルチャンピオンシップで優勝した[3]。 2016年シーズンは36タックル、2つのインターセプトを記録し、オールアメリカンファーストチームに選出された。シーズン終了後、2017年のNFLドラフトにアーリーエントリーした。 個人成績
ボルチモア・レイブンズ
ドラフト全体16位でボルチモア・レイブンズから指名され、その後4年総額1,184万ドルのルーキー契約を結んだ[7]。 2017年シーズン第5週のオークランド・レイダース戦でキャリア初となる先発出場を果たした。先発を務めていたジミー・スミスがアキレス腱を断裂したため、シーズン最後の4試合では先発を務めた[8]。シーズン全体では34タックル、11のパスディフレクション、2つのインターセプトを記録した[9]。 2018年シーズンこのシーズンは37タックル、15のパスディフレクション、2つのインターセプトを記録した。 2019年シーズン開幕前に背番号を29から44に変更した。第4週のクリーブランド・ブラウンズ戦では相手のオデル・ベッカム・ジュニアと口論になり、ベッカムの頭を芝生に押し付けるなどした。なお、試合後にベッカムに謝罪している[10][11]。第5週のピッツバーグ・スティーラーズ戦では試合終了間際にジュジュ・スミス=シュスターからファンブルを誘発。その後ジャスティン・タッカーがフィールドゴールを成功させ、劇的な逆転勝利となった[12]。シーズン全体では65タックル、14のパスディフレクション、3つのインターセプトを記録し、自身初となるプロボウル、オールプロファーストチームに選出された。 2020年シーズン開幕前にレイブンズから5年目の契約オプションを行使された。その後、2020年10月1日にレイブンズと5年総額9,750万ドルの契約延長に合意した[13]。第5週のシンシナティ・ベンガルズ戦でジョー・バロウからキャリア初となるサックを記録した[14]。このシーズンは2年連続となるプロボウルに選出された。 2021年シーズン第13週のスティーラーズ戦で胸筋を痛め、そのままシーズン終了となった。 2022年シーズンこのシーズンは71タックル、7つのパスディフレクション、3つのインターセプトを記録し、2年ぶりにプロボウルに選出された[15]。 2023年シーズンシーズン開幕前に足の手術を行い、最初の4試合を欠場した。復帰後もふくらはぎの怪我に悩まされ、レギュラーシーズンは10試合の出場に留まり、プレーオフのヒューストン・テキサンズ戦も欠場した[16]。 2024年シーズン16試合に先発出場し、67タックル、15パスディフレクション、キャリアハイの6インターセプトを記録して、2度目のオールプロファーストチームに選出された[17]。 脚注
外部リンク
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