ブルーノ・アルヴェス
ブルーノ・エドゥアルド・レグフェ・アルヴェス(Bruno Eduardo Regufe Alves, 1981年11月27日 - )は、ポルトガル出身の元サッカー選手。元ポルトガル代表である。現役時代のポジションはディフェンダー。父親はブラジル人。兄のジェラルド・アルヴェスも同じくセンターバックのサッカー選手であった。 経歴クラブFCポルトのアカデミー出身。2001年にトップチームへ昇格するものの、出場機会に恵まれず、AEKアテネFCを含めた3チームを渡り歩く生活が続いた。2005-06シーズンからポルトに復帰すると、ペペとのコンビで頑丈な守備を作り上げた。2008-09シーズンからはキャプテンを務め、チームのリーグ4連覇並びにリーガ・サグレスMVPに輝いた。 2010年8月3日、ロシア・プレミアリーグの強豪FCゼニト・サンクトペテルブルクへ移籍金2200万ユーロ(約25億円)で移籍した[1]。2010年9月30日、UEFAヨーロッパリーグ 2010-11の古巣のAEKアテネ戦でゼニト移籍後初となるゴールを決めた。 2016年6月6日、セリエAに昇格したカリアリにフリートランスファーで移籍した[3]。リーグ戦36試合に出場し主力として活躍したが、2017年5月31日に契約解除し退団した[4]。 カリアリを退団した同日、スコットランドのレンジャーズFCに加入した[5]。 2018年7月12日、パルマ・カルチョ1913にフリーで加入した[6]。 パルマ退団後、2021年7月1日にFCファマリカンと2年契約を結んだが[7]、同クラブでプレーすることなく同月中に契約を解除した[8]。 2021年9月4日、ギリシャ・スーパーリーグのアポロン・スミルニFCに加入[9]。 2022年6月、現役引退を表明した[10]。 代表アテネオリンピックのエントリーメンバーに選出されるなど、U-21代表での経験は豊富だが、代表デビューは2007年6月のクウェート戦と比較的遅かった。同年10月13日のEURO 2008予選、アゼルバイジャン戦で代表初得点を挙げた。 2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のアルバニア戦では、ロスタイムに決勝ゴールを挙げ、4試合連続引き分けが濃厚だったチームを救う大活躍を見せた。EURO 2012ではセンターバックのレギュラーとして出場し、スペインとの準決勝では延長終了後のPK戦で4人目のキッカーを任されたが、3人目のキッカーとして間違えて登場しそうになった。3人目は予定通りのキッカーだったナニが決めたが、4人目のキッカーとしてPKに失敗し、スペインの5人目セスクが決め4-2でポルトガルは準決勝で敗退となった。 4年後のEURO 2016にも出場し、準決勝のウェールズ戦では、負傷したペペに代わって出場し[11]、チームの完封勝利に貢献した。 代表歴出場大会試合数
得点
タイトルクラブ
代表個人
脚注
外部リンク
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