セルジオ・ドゥダ
セルジオ・ドゥダ(Sergio Duda, 1980年6月27日 - )は、ポルトガル・ポルト出身の元サッカー選手。元ポルトガル代表である。現役時代のポジションはミッドフィールダー、ディフェンダー。 来歴クラブヴィトーリアSCの下部組織で育ったが、トップチームでは公式戦1試合にも出場することなく、1999年にスペインのカディスCFに移籍した。2001年にはプリメーラ・ディビシオン(1部)のマラガCFに完全移籍し、2001-02シーズンにはリーグ戦で10位となり、2002年にはUEFAカップに出場した。2002-03シーズンはセグンダ・ディビシオン(2部)のレバンテUDにレンタル移籍した。2005-06シーズン中には契約問題でクラブと揉め、ほとんど活躍できなかったばかりか、クラブはセグンダ・ディビシオン降格となった。2006年夏、同じアンダルシア州のクラブであるセビージャFCに移籍した[1]。同時期にはアントニオ・プエルタが死去するという出来事があった。2007-08シーズンは主にディエゴ・カペルの控えとして起用された。カペルがレギュラーの座を確固たるものとしており、2008年8月にはマラガCFにレンタル移籍した[2]。2008-09シーズンはマラガCFの攻撃の重要な要素となり、UEFAカップ出場権獲得にあと一歩まで迫った。同じポルトガル人のエリセウと両サイドハーフのコンビを組むこともしばしばあった。 2009年夏にはクラブとの間で激しいやり取りがあったが、結局マラガCFと4年契約を結んで完全移籍した[3]。2009-10シーズンはセグンダ・ディビシオン降格の危機にさらされたが、チーム内得点王となる活躍でプリメーラ・ディビシオン残留を助けた。 2010年5月17日のレアル・マドリード戦 (1-1) ではリーグ優勝の渦中にいた相手から先制点を挙げるが、試合終盤にシャビ・アロンソに肘打ちを見舞って退場し、メディアを賑わせた[4]。2010 FIFAワールドカップ期間中に負傷し、手術したために2010-11シーズン序盤戦は欠場した[5]。2010年11月21日のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦 (0-3) で復帰し、60分間プレーした[6]。2011年1月29日、レアル・サラゴサ戦 (1-2) でプリメーラ・ディビシオン通算200試合出場を達成した[7]。2017年5月、レアル・マドリード戦を最後に現役を引退した。 代表2007年にポルトガル代表デビューし、2008年8月20日、5-0で大勝したフェロー諸島との親善試合で代表初得点を挙げた。2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選では左サイドバックの控えとして起用され、2010 FIFAワールドカップ本大会メンバーにも選出された。グループリーグの北朝鮮戦 (7-0) では残り20分の段階で途中出場し、リエジソンの得点をアシストした。ブラジル戦には先発出場したが、0-0の引き分けに終わった。 プレースタイル左足でのプレースキックを得意としている。2001-02シーズンは1点を[8]、2004-05シーズンは2点を[9]、2005-06シーズンは3点を[10]、2008-09シーズンは1点を[11]、2010-11シーズンは2点を[12]直接フリーキックから決めている。 2005年9月25日のRCDマジョルカ戦 (4-1) では1試合で2本の直接フリーキックを決めた[13]。2010年5月5日のアスレティック・ビルバオ戦 (1-1) ではコーナーキックを直接決めた[14]。2011年1月18日のFCバルセロナ戦 (1-4) では、結果的に2010-11シーズンの最少失点(20失点)の称号を手にする相手からフリーキックで得点を奪った[15]。 代表歴出場大会試合数
得点
タイトルクラブ
代表
脚注
外部リンク
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