アデリーノ・アンドレ・ヴィエイラ・フレイタス
ヴィエイリーニャ (Vieirinha) こと、アデリーノ・アンドレ・ヴィエイラ・フレイタス(Adelino André Vieira Freitas, 1986年1月24日 - )は、ポルトガル・ギマランイス出身のサッカー選手。ポジションはMFであるが、右サイドバックのポジションも務めることができる。 来歴クラブポルト地元ヴィトーリア・ギマランイスの下部組織を経てFCポルトの下部組織に入団。2006-07シーズンに2部のFCマルコへの半年の期限付き移籍を終え、ポルトへ復帰後に同クラブのトップチームと4年契約を締結した[1]。2007年8月11日にヴィトーリア・セトゥーバルとのスーペルタッサ・カンディド・デ・オリベイラ(3-0勝利)で70分から出場しポルトでの公式戦初出場を飾ったヴィエイリーニャは、89分に同試合最後の得点を記録。2007-08シーズンは同僚のディオゴ・ヴァレンテ, パウロ・マシャドと共に同リーグのレイションイスSCへ貸し出され、レイションイスの1部残留に尽力した。 PAOK期限付き移籍からポルトへ復帰すると、かつてポルトを指揮していたフェルナンド・サントス監督率いるPAOKテッサロニキへすぐさま貸し出された[2]。移籍1季目の2008-09シーズンは、主将にして同胞のセルジオ・コンセイソンと共に両サイドでゴンビを組んでいたが、アリス・テッサロニキとのダービーで怪我を負った[3] ことで長期間の離脱が決定。2009年1月の冬の中断期間で練習に復帰し、OFIクレタ戦(ホーム2-0勝利)に途中出場で復帰した。 2009年7月中旬にポルトから移籍金100万ユーロで完全移籍を果たす[4] と、それから半年後に契約を2013年6月まで延長し、さらに1500万ユーロのバイアウト条項が設定された[5]。 2010年11月4日のUEFAヨーロッパリーグ 2009-10でスペイン1部のビジャレアルCF相手(ホーム1-0勝利)に頭で決勝点を記録[6] し、リーグ戦では32試合7得点というパフォーマンスによりUEFAヨーロッパリーグ 2010-11出場権獲得の3位に導いたことから、クラブのサポーターが選定するチームの年間最優秀選手に選出された[7]。 2010-11シーズンも引き続き安定したプレーを披露したことから移籍の憶測が飛び交っていた[5] にもかかわらず、再びUEFAヨーロッパリーグ 2011-12出場権獲得に貢献し、2011-12シーズンを迎えた。PAOKでは公式戦126試合28得点21アシストを記録した。 ヴォルフスブルク2012年1月3日に移籍金400万ユーロでドイツ1部のVfLヴォルフスブルクと3年半の契約を締結[8]。21日の1.FCケルン戦(ホーム1-0勝利)で45分からリーグ初出場を飾り[9]、2013年3月9日のSCフライブルク戦(アウェイ5-2勝利)でペナルティエリア外からのボレーシュートにより公式戦初得点を記録した[10]。 代表ユース時代はU-16からU-23までの全カテゴリーに出場し、92試合26得点を記録。また、U-17時代にUEFA U-17欧州選手権2003優勝を経験している。 2011年11月に負傷したダニーの代役としてUEFA EURO 2012予選のボスニア・ヘルツェゴビナ戦でA代表に初招集された[8]。2013年3月13日、2014 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のイスラエル戦(3-3)で試合残り30分から代表初出場を飾った[11]。2014年6月10日のアイルランドとの親善試合で代表初得点を挙げた。 代表歴出場大会試合数
タイトルクラブ
代表
個人
脚注
外部リンク
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