ゴンサロ・ゲデス
ゴンサロ・マヌエル・ガンシーニョ・ゲデス（ポルトガル語: Gonçalo Manuel Ganchinho Guedes, 1996年11月29日 - ）は、ポルトガル・サンタレン県ベナベンテ出身のサッカー選手。ポルトガル代表。ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC所属。ポジションはFW、MF。 ゴンサロ・グエデスと表記されることもある。 経歴クラブベナベンテで生まれ、2005年からSLベンフィカのユースチームでキャリアをスタートさせた。8歳の時に3歳上のチームとの試合では、5-0で勝利してその全得点を挙げた[1]。2013-14シーズンのUEFAユースリーグではパリ・サンジェルマン、アンデルレヒト、マンチェスター・シティ、レアル・マドリードに勝利し、決勝に進出した[1]。 2014年4月19日、セグンダ・リーガのFCポルトB戦でプロデビューを果たした[2]。10月18日、タッサ・デ・ポルトガルのスポルティング・コヴィリャン戦でトップチームデビューを果たし[3]、2015年1月4日、FCペナフィエル戦でプリメイラ・リーガデビューを果たす[4]。2014-2015シーズンは公式戦41試合に出場し8得点を決め、ベンフィカのリーガNOS優勝に貢献した。2015年7月4日、2014-15シーズンのセグンダ・リーガ最優秀新人賞を受賞した[5]。 2015年9月26日、パソス・デ・フェレイラ戦でトップチーム初ゴールを挙げた[6]。9月30日、チャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦でCL初ゴールを挙げた[7]。このゴールは、グループリーグでのポルトガル人選手の最年少ゴールとなった[1]。対戦相手の監督であるディエゴ・シメオネから称賛された[1]。 ベンフィカでは主に右ウインガーとしてプレーしたが、センターフォワードのジョナスが負傷した事で偽9番の役割でも数試合プレーした[1]。 2017年1月25日、パリ・サンジェルマンに移籍した[8]。移籍金は3000万ユーロ、契約期間は4年半[9]。同胞であるペドロ・パウレタを見習いたいと述べていた[10]。パリ・サンジェルマンはマンチェスター・ユナイテッドとの獲得レースを制してゲデスを獲得した[11]。移籍から4日後、ASモナコ戦にユリアン・ドラクスラーとの交代で出場し、リーグアンデビューを果たした[12]。 2017年9月1日、バレンシアCFにレンタル移籍した[13][14]。この移籍は、代理人のジョルジュ・メンデスとバレンシアのオーナーによって進められた[1]。8日後、アトレティコ・マドリード戦にアンドレアス・ペレイラとの交代で途中出場し、リーガデビューを果たした[15]。10月15日、レアル・ベティス戦で移籍後初ゴールを挙げて6-3での勝利に貢献し、無敗のバレンシアはレアル・マドリードを上回るリーグ戦2位となった[16]。その6日後、セビージャ戦で2ゴールとサンティ・ミナのゴールのアシストを記録し、5連勝を記録した[17]。シーズン序盤の活躍は、世界のスポーツメディアから称賛された[1][18]。 プレミアリーグのクラブからのオファーを断った後、2018年8月27日にバレンシアCFに移籍金4000万ユーロで完全移籍した[19]。契約期間は2024年6月までの6年間。この移籍金は同クラブにおける最高記録である。2019年5月25日、コパ・デル・レイ決勝のバルセロナ戦に出場し、チームは11年ぶりの優勝を果たした[20]。 2022年8月8日、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCと5年契約を結んだ[21]。 2023年1月20日、SLベンフィカに期限付きで移籍することを発表した[22]。 2024年1月19日、ビジャレアルCFにレンタル移籍した[23]。 代表ポルトガル代表として各年代でプレーした。 2015年11月14日のロシアとの親善試合で、18歳11ヶ月でA代表デビュー。2017年11月10日のサウジアラビアとの親善試合で代表初得点を挙げた。 2019年6月9日のUEFAネーションズリーグ2018-19決勝のオランダ戦では決勝点を挙げ、ポルトガルの優勝に貢献した[24]。 個人成績クラブでの成績
代表歴 出場大会
試合数
得点
タイトルクラブ
代表個人
脚注
外部リンク
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