ハロルド・ジョージ・メイ
ハロルド・ジョージ・メイ(英: Harold George Meij、1963年〈昭和38年〉12月4日 - )は、オランダ出身の実業家。東京都在住[1]。 サンスター株式会社執行役員、日本コカ・コーラ株式会社副社長、株式会社タカラトミー代表取締役社長兼CEO、新日本プロレスリング株式会社代表取締役社長兼CEOなどを歴任した。 経歴1963年12月4日にオランダで生まれる[2]。幼少期はオランダで過ごし、8歳のときに父親の仕事の都合により神奈川県横浜市に転居し[3][4]、インターナショナル・スクールに編入した[5]。1976年、13歳のときにインドネシアに転居し高校卒業まで過ごした[3][6]。卒業後は経営学と東洋学を学ぶため、アメリカに渡りバックネル大学に入学した[7][8]。 大学を卒業後、1987年にハイネケンジャパン(現・ハイネケン・キリン)入社。社長の補佐としてビールのマーケティングに勤しんだ[9]。1990年に日本リーバ(現・ユニリーバ・ジャパン)に転職。リプトンブランドのマーケティングを担当し[9]、缶飲料やチルド飲料などの商品開発に携わった[10]。2000年にサンスター執行役員に就任。G・U・MやOra2などのオーラルケア事業を担当した[11]。2006年には日本コカ・コーラ副社長に就任。コカ・コーラ ゼロなどのマーケティングを担当した[2]。 タカラトミーの富山幹太郎社長より招聘され[2]、2014年に経営顧問として同社に入社。副社長兼COOを経て[12]、2015年に社長兼CEOに就任した[13]。前身のトミーを含め創業以来、創業家以外からは初の抜擢となった[注釈 1]。赤字だったタカラトミーの改革を進め[14]、2017年第1四半期には大幅黒字に転換し[15]、V字回復に導いた。タカラトミーの株価は就任直後に比べ4倍以上にまで上がった。(2017年12月時点) 2017年12月を以ってタカラトミーを退職[16]。その後、ブシロード創業者の木谷高明より招聘され[17]、2018年に同社取締役CSOおよび新日本プロレスリング社長兼CEOに就任。6月9日に行われた「DOMINION in OSAKA-JO HALL」にて初登場を果たした[18]。新日本プロレスのグローバル化に貢献し、2019年にはマディソン・スクエア・ガーデン大会や初のロンドン大会を実現させた。同年8月には過去最高となる売上高と営業利益を達成した[19]。 2020年にブシロード取締役CSOおよび新日本プロレスリング社長兼CEOを退任した[20][21]。内閣府のクールジャパン戦略有識者検討会、一般社団法人日本能率協会マーケティング部門評議員を務め、ビジネス講演なども行っている(コラム)[26] (Voicyインタービュー)。 2022年現在は、アース製薬、アリナミン製薬、コロプラおよびパナソニックの社外取締役を務める他、TBSテレビの情報番組「Nスタ」にコメンテーターとして出演している[22]。 人物・エピソード
履歴学歴・職歴
受賞・栄誉
現職
レギュラー出演その他の出演テレビ
インターネットテレビラジオ広告・プロモーション活字媒体
著作
脚注注釈出典
外部リンク
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