ネクスコ東日本エリアトラクト
株式会社ネクスコ東日本エリアトラクト(ネクスコひがしにほんエリアトラクト)は、関東から北海道にある高速道路のサービスエリア、パーキングエリアを管理している、東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)のグループ会社である。 2024年(令和6年)6月26日、NEXCO東日本グループ会社の再編により、それまでのネクセリア東日本株式会社から株式会社ネクスコ東日本エリアトラクトに社名変更した[3]。 歴史2006年4月1日、財団法人道路サービス機構(J-Sapa)と財団法人ハイウェイ交流センター(HELLO SQUARE)が管理してきた高速道路にあるサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)のうち、NEXCO東日本管内の施設管理を承継した。 施設内の直営店舗については、2008年10月1日からNEXCO東日本の別子会社であるネクスコ東日本リテイルに店舗運営を移管している。 2024年(令和6年)6月26日、NEXCO東日本グループ会社の再編により、ネクセリア東日本株式会社から株式会社ネクスコ東日本エリアトラクトに社名変更した[3]。社名変更に併せて、サービスエリア事業を担うグループ会社4社(ネクスコ東日本リテイル、ネクスコ東日本エリアサポート、ネクスコ東日本ロジテム、ネクスコ東日本シティフード)を同社の子会社としてグループ内再編し、グループ統括機能を持つこととなった[3]。 社名のエリアトラクトは「エリア」と「アトラクト(魅了する・惹きつける)」をかけあわせて表現したもので、「トラクト(tract)」として「広がり」や「ひく・牽引する」の意味も合わせ持つ[3]。 また、旧社名の「ネクセリア(NEX-AREA)」は「高速道路会社(Nippon EXpressway)」の "NEX" と「サービスエリア」「パーキングエリア」の "AREA" との造語であった。 支店・運営範囲以下の5支店、3支部を持ち[1]、東日本高速道路管内の185箇所(上下線別・2025年1月時点)のSA、PAを管理している[4]。SA/PA内の自動販売機の管理・運営や、SA/PA内のリーフレットスタンド、デジタルサイネージ等による広告事業を実施している[5]。
運営対象外のSA・PAいずれも第三セクターによる運営である。
サービス等ハイウェイウォーカー
Highway Walker(ハイウェイウォーカー)は、角川マガジンズ(創刊当初は角川クロスメディア)と東日本高速道路の共同制作によるサービスエリア・パーキングエリア情報誌。それまでの道路サービス機構(ジェイサパ)及びハイウェイ交流センター(ハロースクエア)がそれぞれ配布してきた「エリアガイド」(サービスエリア・パーキングエリアの案内及び地図)に代わり、2006年4月に創刊した。フリーマガジンの形態を採っており、東日本高速道路管理のサービスエリア・パーキングエリア(有人の売店コーナーのあるエリアに限られる)にて無料配布されている。 各エリアのドライブ情報やグルメ・土産情報、小説等の他、地図が掲載されている。創刊当時は「関東上信越版」「東北版」「北海道版」の3種類であったが、2007年5月号から「東日本版」「北海道版」の2種類に集約された。各版とも、それぞれの地域のみで配布されており、内容は異なる。なお、品切れの場合でも、代わりの地図等は配布していない。 2021年3月29日からは公式Twitterが[6]、4月15日からは公式サイトがそれぞれ開設された[7]。 北海道版については、2024年4月号をもって冊子版の配布を終了し、web版のみとなっている[8]。
エリアスタンプ→「サービスエリアパーキングエリアスタンプ」も参照
NEXCO東日本管内の主要SA、PA(北海道に関してはすべての有人エリア)に設置されている。すべてのスタンプにNEXCO東日本の社名が入っている。 Pasar→詳細は「Pasar」を参照
一部のサービスエリア・パーキングエリアについては、商業施設「Pasar」としてリニューアルしている。「Pasar 幕張」(京葉道路幕張パーキングエリア)を皮切りに今後10年間で20箇所程度展開していく予定。 テレビ番組
脚注
関連項目
外部リンク |