西日本高速道路サービス・ホールディングス
西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社(にしにほんこうそくどうろサービス・ホールディングス、West Nippon Expressway Service Holdings Company Limited)は西日本高速道路(NEXCO西日本)管内のサービスエリア・パーキングエリアの管理運営会社である。 親会社である西日本高速道路と同じ大阪府大阪市北区堂島の堂島アバンザ内に本社を置く。 概要2005年10月1日に道路公団民営化により誕生した、NEXCO西日本管内のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)(一部を除く。詳しくは後述)の管理・運営のために12月2日に設立された。 設立後約半年が経過した2006年4月1日より、それまで旧日本道路公団管理道路のSA・PAを管理していた財団法人である道路サービス機構(現・高速道路交流推進財団、「J-SaPa(ジェイ・サパ)」として管理運営)、ハイウェイ交流センター(解散、「HELLO SQUARE(ハロー・スクエア)」として管理運営)よりNEXCO西日本管内のSA・PAの管理運営権が譲渡され、本格的に管理運営業務を開始した。 沿革
本社・支社
運営対象外のSA・PAこれらはいずれも第三セクターによる運営である。
サービスなどiHighwayNEXCO西・中・東の高速道路及び本州四国連絡高速道路の交通情報を、携帯電話向けに無料で配信している。
高速道路スタンプ→「サービスエリアパーキングエリアスタンプ」も参照
西日本高速道路管内のサービスエリア及びインフォメーションのあるパーキングエリアでは「NEXCO西日本グループ」という文字が刻印されたシヤチハタ式スタンプが使われていたが、最近破損等の不具合が多く生じていることから、随時ゴム印式スタンプに変更されてきている。 ウェルカムゲート一部のサービスエリア・パーキングエリアでは「ウェルカムゲート」と称して、本来の職員専用出入口を開放することにより一般道からの流入・流出を可能にしている施設もある(スマートインターチェンジと異なり、車両の本線流入・流出はできない)。 NEXCO中日本管内のSA・PAを管理する中日本エクシスでは同様のサービスとしてぷらっとパークという施設を整備している。 コンビニエンスストア民営化後、サービスエリア・パーキングエリアへのコンビニエンスストア誘致を積極的に進めている。
高速道路ガイドマップ / 遊・悠・WestサービスエリアのインフォメーションやNEXCO西日本管轄の料金所(若干数)で無料で配布されている高速道路地図。原則は四半期ごと(1月、4月、7月、10月)に発行されているが、新規開通など変更箇所があるとこれ以外の月でも発行されることがある。サイズは、道路施設協会より従来発行されていた「SA・PAガイド」を継承している。当初のガイドマップにはIC番号がなかったが、途中から地図の部分にIC番号がつくようになった。地図は以下の3種類が存在する。
2007年4月からフリーペーパーを作成し、管内の主なサービスエリア・パーキングエリアで配布している。2009年6月まではクアドラプレス奔放のタイトルで、2009年7月から2011年8月まではパスティ (PASCTY) のタイトルで、さらに2011年9・10月号からは、遊・悠・Westのタイトルで発行している。 過去の発刊物クアドラプレス奔放 / パスティ隔月発行で関西版、中国版、四国版、九州沖縄版の4つに分かれており、サービスエリア案内とエリアインフォメーション(工事・開通・渋滞予想の告知など)以外は各版共通の内容。創刊当初は施設の案内をしていなかったが、2007年10月号からサービスエリアの案内がされるようになった。大きさはB4で、ホチキス止めはされていない。公式サイトでも電子書籍の形で閲覧可能できた。 毎号ゲストとして著名人へのインタビューを掲載している(各号の表紙はゲストの顔写真)。
HighwayWorldNEXCO西日本SHD製作協力・発行、マガジンハウス制作でかつて偶数月の1日に発行されていた隔月刊のフリーペーパー。西日本エリアの観光情報が中心であり、高速道路内の情報を主に掲載する「奔放」「パスティ」と棲み分けが図られていた。管内のSAなどと、沿線の主要ゴルフ場で配布されていたが、昨今の厳しい経済状況により継続発行不可能となり、僅かVol.3までの発行となった。
脚注
関連項目会社・組織
サービスエリア・パーキングエリア関連外部リンク |