シヤチハタ
シヤチハタ株式会社(シャチハタ、英: Shachihata Inc.)は、愛知県名古屋市西区に本社を置く、印章・スタンプ・文房具等を製造販売する企業である。 概要1965年にシヤチハタ工業株式会社(当時)がインキ浸透印の開発に成功し市場に広く普及、インキ浸透印の最大手に成長した。この事から、「シヤチハタ」がインキ浸透印の代名詞となった[注釈 1]。正式な商品名は、Xスタンパーである。 沿革
ブランド名の由来当初は、日の丸旗(ハタ印)がトレードマークであった。しかし、広告業界から日の丸を登録商標にしてはならないとの反発を受け[4]、創業者である舟橋金造の、名古屋のシンボルは名古屋城の金鯱であるとの判断から、シャチホコが描かれた旗に変更した。これがシヤチハタ というブランド名の由来とされる[5]。 表記社名の正式な日本語表記は「シヤチハタ」であり、小字を用いた「シャチハタ」ではない。この表記は、ロゴとしてバランスを取るためというデザイン上の理由で継続されている[注釈 2][6]。 インキ浸透印印面はスポンジ状の多孔質ゴムで出来ており、内部にインキを染込ませることで朱肉やスタンプ台なしでの押印を可能にしている。製法は、ゴム、カーボン、食塩を練りこんだ原料を型につめて成形し、煮熟することで内部の食塩を溶かし、多孔質のスポンジ状印面をつくる。 浸透印タイプの印章は公文書などへの使用は認められていないことが多い[注釈 1]。これは、素材がゴムであるため押し方や経年変化による劣化などにより同一スタンプでも印影が変わる可能性があること、時間が経過するとインキが薄くなること、大量生産であるために別のスタンプでも同じ形状の文字が押印できること、などが理由である。 代表的な使用例としては、社内での確認印や、宅配便の受取印、認印などである。希少苗字の印の特注もできる。 代表的な商品印章・スタンプ
筆記具
テレビ番組
スポンサー番組現在
過去
CMに起用された人物
国内関連会社
脚注注釈出典
外部リンク
|