サウスゲートビルディング
サウスゲートビルディング (SOUTH GATE BUILDING) は、大阪府大阪市北区梅田に所在する大阪駅南側の駅ビル・超高層ビルである。JR大阪駅に直結している。正式名称は大阪ターミナルビル(おおさかターミナルビル)で、JR西日本ステーションシティ株式会社がこれを管理・運営する。ノースゲートビルディングなどとともに巨大複合商業施設である大阪ステーションシティを構成している。 概要百貨店やシティホテルなどで構成される複合商業施設である。旧愛称は「アクティ大阪」(ACTY OSAKA)。1980年代初頭、大阪駅の再開発・拡充工事に伴い、中央口南側(阪神電気鉄道梅田駅がそばにある)に高さ122.3 m、地上27階、地下4階、総合面積にして138,537 m2の巨大なビルを建設し、1983年4月27日に開業した[1]。同ビルには百貨店の大丸梅田店(地下2 - 15階)とJR西日本ホテルズが運営するホテルグランヴィア大阪(1・19 - 26階・旧大阪ターミナルホテル)が出店。またレストラン街や最上階(27階)の展望フロア、クリニック、地下駐車場を併設し、一つの街という印象を持たせて建設されたという。 その後、大阪ステーションシティを含む「大阪駅開発プロジェクト」の一環で、既存のビル(27階建て・高さ122.3m)の南側に隣接する形で地上15階建て・高さ約70mのビルを増築し、2011年3月16日に開業、同時にビルの愛称を「サウスゲートビルディング」へ変更した。 増築後には、核テナントの大丸の売り場面積は、増築前の面積約40,000 m2の1.6倍に当たる約64,000 m2に増床し、「ポケモンセンター」(2010年11月26日に先行開店)や「東急ハンズ」「ユニクロ」が出店し、既存部分を含めた大丸梅田店の全館グランドオープンが2011年4月19日に行われた[2]。 新たに設置された橋上駅舎には3・4・6階からつながり、南側には「南ゲート広場」、15 - 17階には「太陽の広場」が設けられた。また、合わせて既存部の16階以上の高層階でも一部で改装が行われている。16階のレストランフロア「カジュアルダイニング」は、2011年2月19日に「うまいものプラザ」としてリニューアル開業した[3]。27階のスカイレストランと展望ロビーは同年2月28日で閉鎖され、翌2012年4月17日にホテルグランヴィア大阪のエグゼクティブフロアとしてオープンした[4][5]。 主な入居施設
大丸梅田店→詳細は「大丸梅田店」を参照
サウスゲートビルディングの核テナント。サウスゲートビルディングの地下2階 - 15階に入居しており、増築部にも出店している。これにより、同店の売場面積は約40,000m2から約64000m2へと大幅に増床されている。J.フロント リテイリングが進める「新百貨店モデル」の集大成となり、「ポケモンセンターオーサカ」「トミカショップ」(いずれも2010年11月26日に先行開店)のほか、「東急ハンズ」や「Nintendo OSAKA」などの大型テナントも出店している[6]。増築部は2011年3月2日の7階部分から順次開業し、同年3月16日に東急ハンズを除いた増床部が全面開業、そして同年4月19日に東急ハンズを含む全館がグランドオープンした[7]。 ホテルグランヴィア大阪→詳細は「ホテルグランヴィア大阪」を参照
サウスゲートビルディングの19 - 27階に入居しているJR西日本グループのシティホテルである。 アクティ大阪時代に存在した27階の「アクティ大阪 スカイレストラン・展望ロビー」は、翌2012年4月17日に当ホテルのエグゼクティブフロア「グランヴィアフロア」としてオープンした[8]。 フロア構成
その他
脚注
関連項目外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia