東梅田駅(ひがしうめだえき)は、大阪府大阪市北区曽根崎二丁目(梅田地区)にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) 谷町線の駅。駅番号はT20。
当駅からの接続路線
梅田地区の鉄道駅の位置関係。駅名は右上の四角マークで地図を拡大しアイコンをクリックして表示される。
地下道などを通って以下の路線の各駅と接続しており、乗り換えが可能である。
なお、JR東西線の北新地駅への乗り換えには9分程度かかる。同線への乗り換えは南森町駅の方が便利である。
- 乗車券は梅田駅、西梅田駅、東梅田駅いずれも相互に使用できる。東梅田駅から乗車する場合に西梅田駅で切符を購入したときのように、乗車する駅以外で普通乗車券を購入した場合も、他の2駅の自動改札機を通過することが可能である。定期券はいずれの方向に乗車しても、区間外となる場合を含めて3駅とも入出場することができる。
- 1乗り換えが30分以内ならば乗り継ぎ運賃で乗車可能(30分を超えると適用外となり、改めて初乗り運賃からの計算となる)。
- 東梅田駅までの料金と同一の普通乗車券で乗り継ぎをする場合は、各改札口にある緑色の自動改札機に限り通過することができる。それ以外の自動改札機を通過する場合は、(そのままでは回収されてしまうため)あらかじめ精算機で『乗継乗車券』に引き換えなければならない。また、梅田駅までの料金よりも少ない普通乗車券の場合は精算機で梅田駅までの乗車料金を一旦精算することで『乗継乗車券』に引き換えなければならない。ただし、この乗継乗車券は最終降車駅では差額精算することができる。
- 阪急とOsaka Metroの連絡切符(天神橋筋六丁目駅経由指定)を利用する場合は阪急大阪梅田駅との直接乗り継ぎはできない。
歴史
当初は、御堂筋線梅田駅に乗り入れて現在の大国町駅のように同じホームで対面乗り換えを可能とする予定で建設が進められたが、建設中に落盤事故が発生するなど工事が難航したため、当初の計画を諦め東側寄りにトンネルを掘り進むこととなり、その結果当駅が建設された。なお、その際に掘られたトンネルは長らく放置されていたが、のち梅田駅の天王寺・なかもず方面行きホームに転用されている。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地下駅である。
改札は天王寺寄り(1箇所で、上下双方のホームに通じる。南改札)と中央付近(上下線別の改札。中東・中西改札)があるほか、大日寄りに出口専用改札(上下線別の改札。北東・北西改札)がある。詳細は外部リンク先を参照のこと。なお、中東改札は券売機から離れているため、総延長90メートルの天井吊り下げ型の表示板によって乗客を誘導している。トイレは南改札内にのみある。
- 現在の形になるまでは、中央付近の券売機は現在とは反対側の東側にあり、また中東改札は階段を下りたホーム階にあった(そのためコンコース階にはホーム階に下りる階段の先に改札がある旨の案内が掲示されていた)。現在の中東改札が通路の一部を塞ぐ形になっているのは改札を移設したためである。
当駅は、東梅田管区駅に属し、副管区駅長により、関目高殿駅、野江内代駅、都島駅および中崎町駅を管轄している。なお、当駅は副駅長が管理している。
のりば
利用状況
2023年11月7日の1日乗降人員は158,392人(乗車人員:77,549人、降車人員:80,843人)である。Osaka Metro全107駅中第7位であり、谷町線が乗り入れている駅では天王寺駅に次ぐ第2位である[注 1]。御堂筋線が乗り入れていないOsaka Metroの駅では第1位である。また、乗り換え駅である御堂筋線梅田駅、四つ橋線西梅田駅の1日乗降者数を含めると、相互直通を行っていない地下鉄駅では日本一(世界一)の数字となる。
各年度の特定日における利用状況は下表の通りである。なお1969・1995年度の記録については、それぞれ1970・1996年に行われた調査である。
年度別特定日利用状況[統計 1][統計 2][統計 3]
年度
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調査日
|
乗車人員
|
降車人員
|
乗降人員
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出典
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府
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メトロ
|
1967年(昭和42年)
|
11月14日
|
25,187
|
24,913
|
50,100
|
[大阪府 1]
|
|
1968年(昭和43年)
|
11月12日
|
29,644
|
35,507
|
65,151
|
[大阪府 2]
|
|
1969年(昭和44年)
|
01月27日
|
55,049
|
54,069
|
109,118
|
[大阪府 3]
|
|
1970年(昭和45年)
|
11月06日
|
56,813
|
54,972
|
111,785
|
[大阪府 4]
|
|
1972年(昭和47年)
|
11月14日
|
59,702
|
58,956
|
118,658
|
[大阪府 5]
|
|
1975年(昭和50年)
|
11月07日
|
66,432
|
64,294
|
130,726
|
[大阪府 6]
|
|
1977年(昭和52年)
|
11月18日
|
77,831
|
75,845
|
153,676
|
[大阪府 7]
|
|
1981年(昭和56年)
|
11月10日
|
92,146
|
90,160
|
182,306
|
[大阪府 8]
|
|
1985年(昭和60年)
|
11月12日
|
97,108
|
93,878
|
190,986
|
[大阪府 9]
|
|
1987年(昭和62年)
|
11月10日
|
100,381
|
98,234
|
198,615
|
[大阪府 10]
|
|
1990年(平成02年)
|
11月06日
|
101,050
|
102,786
|
203,836
|
[大阪府 11]
|
|
1995年(平成07年)
|
02月15日
|
88,855
|
91,918
|
180,773
|
[大阪府 12]
|
|
1998年(平成10年)
|
11月10日
|
82,681
|
86,263
|
168,944
|
[大阪府 13]
|
|
2007年(平成19年)
|
11月13日
|
82,937
|
81,757
|
164,694
|
[大阪府 14]
|
|
2008年(平成20年)
|
11月11日
|
81,208
|
78,830
|
160,038
|
[大阪府 15]
|
|
2009年(平成21年)
|
11月10日
|
78,747
|
77,561
|
156,308
|
[大阪府 16]
|
|
2010年(平成22年)
|
11月09日
|
77,149
|
75,281
|
152,430
|
[大阪府 17]
|
|
2011年(平成23年)
|
11月08日
|
75,515
|
74,071
|
149,586
|
[大阪府 18]
|
|
2012年(平成24年)
|
11月13日
|
77,871
|
76,632
|
154,503
|
[大阪府 19]
|
|
2013年(平成25年)
|
11月19日
|
79,182
|
77,843
|
157,025
|
[大阪府 20]
|
[メトロ 1]
|
2014年(平成26年)
|
11月11日
|
80,176
|
79,714
|
159,890
|
[大阪府 21]
|
[メトロ 2]
|
2015年(平成27年)
|
11月17日
|
82,639
|
83,904
|
166,543
|
[大阪府 22]
|
[メトロ 3]
|
2016年(平成28年)
|
11月08日
|
82,821
|
83,855
|
166,676
|
[大阪府 23]
|
[メトロ 4]
|
2017年(平成29年)
|
11月14日
|
84,199
|
84,340
|
168,539
|
[大阪府 24]
|
[メトロ 5]
|
2018年(平成30年)
|
11月13日
|
84,054
|
85,867
|
169,921
|
[大阪府 25]
|
[メトロ 6]
|
2019年(令和元年)
|
11月12日
|
83,099
|
84,613
|
167,712
|
[大阪府 26]
|
[メトロ 7]
|
2020年(令和02年)
|
11月10日
|
69,846
|
71,056
|
140,902
|
[大阪府 27]
|
[メトロ 8]
|
2021年(令和03年)
|
11月16日
|
69,081
|
71,191
|
140,272
|
[大阪府 28]
|
[メトロ 9]
|
2022年(令和04年)
|
11月15日
|
72,158
|
74,465
|
146,623
|
[大阪府 29]
|
[メトロ 10]
|
2023年(令和05年)
|
11月07日
|
77,549
|
80,843
|
158,392
|
|
[メトロ 11]
|
駅周辺
バス路線
隣の駅
- 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
- 谷町線
- 中崎町駅 (T19) - 東梅田駅 (T20) - 南森町駅 (T21)
脚注
記事本文
注釈
- ^ 最新の路線別データである1998年調査によると、谷町線のみの乗降人員は当駅がずば抜けて多くなっている(同データの場合、天王寺駅は僅差ながら天満橋駅よりも少なくなる)。
出典
利用状況
- 大阪市高速電気軌道
- 大阪府統計年鑑
関連項目
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外部リンク
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設置駅 | |
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乗入路線 | |
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駅ビル | |
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主な商業施設 | |
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地下街 | |
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周辺施設 | |
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事業者 | |
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関連項目 | |
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関連カテゴリ | |
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