2005年の日本グランプリ
レース詳細
|
2005年のロードレース世界選手権 全17戦中第12戦
|
|
決勝日
|
2005年9月18日
|
開催地
|
ツインリンクもてぎ
|
開催コース
|
常設サーキット 4.801km
|
MotoGP
|
|
250 cc
|
|
125 cc
|
|
2005年の日本グランプリは、ロードレース世界選手権の2005年シーズン第12戦として、9月16日から18日まで栃木県のツインリンクもてぎで開催された。
概要
125ccクラス決勝では、ミカ・カリオとトップ争いを展開していたトーマス・ルティが16周目の最終コーナーで激しく転倒。後続のセルヒオ・ガデアがルティのホンダRS125Rに衝突しマシンの破片が飛び散ったため、赤旗が振られレース終了となった。15周目終了時点の順位が適用されたため、カリオがシーズン3勝目、ルティが2位となった。しかしルティは転倒時に右肩を脱臼、足首を痛める等の怪我を負ったため、表彰式には出られなかった。ポイントランキングではルティがなんとかトップの座を維持、3ポイント差でカリオが追う形となった[1]。
250ccクラスでは、自身初のポールポジションからスタートした青山博一がレースを支配し、地元でグランプリ初優勝を遂げた。ファイナルラップにはアレックス・デ・アンジェリス、ホルヘ・ロレンソ、ダニ・ペドロサが2位争いを展開していたが、ロレンソがデ・アンジェリスを巻き込んで転倒、これを回避したペドロサが2位表彰台に立つこととなった。ロレンソは危険行為と見なされ、次戦出場停止のペナルティが課された[2]。ポイントランキングではペドロサが2番手のケーシー・ストーナーとの差を63ポイントに広げた[3]。
MotoGPクラスではドゥカティのロリス・カピロッシがマックス・ビアッジとのバトルを制し、シーズン初優勝を遂げた。3位には地元玉田誠(コニカミノルタ・ホンダ)が入り、シーズン初となる表彰台に立った。バレンティーノ・ロッシは今回チャンプ獲得が懸かっていたが、13周目にマルコ・メランドリと絡んでシーズン初となるリタイヤを喫し、タイトル決定は次戦に持ち越しとなった[4]。
MotoGPクラス決勝結果
250ccクラス決勝結果
125ccクラス決勝結果
脚注
参考文献