スティーブ・イェンクナー
スティーブ・イェンクナー (Steve Jenkner, 1976年5月31日 - ) は、ドイツ・ザクセン州リヒテンシュタイン出身の元オートバイレーサー。主にロードレース世界選手権125ccクラスで活躍した。 経歴1989年よりミニバイクレースを始めたイェンクナーは、ADACミニバイクカップ、125ccのジュニアカップ、ドイツ国内選手権(IDM)を経て、1997年よりロードレース世界選手権125ccクラスにフル参戦を開始した。 毎シーズン着実に成績を上げていったイェンクナーは、2001年の第7戦ダッチTTで初表彰台(3位)を獲得、翌2002年には全16戦中15戦でポイントを獲得、5戦で3位表彰台に立つ安定度を見せ、キャリアベストとなる年間ランキング5位を記録した。そして2003年には第7戦ダッチTTで、自身グランプリ唯一となる勝利を遂げた。 2005年には125ccクラスに新たに導入された年齢制限(28歳まで)に引っ掛かったため、250ccクラスに活動の場を移した[2]。ベストリザルトは第12戦日本GPでの12位に留まり、年間ランキングは23位に終わった。翌2006年1月、イェンクナーはグランプリからの引退を発表した[3]。 2006年シーズンはイタリアのファンティックの250ccマシンの開発ライダーとして、ヨーロッパ選手権に参戦した。現在イェンクナーはオートバイレース関連のマネージメント会社 " Raceoffice " の代表として、ポケットバイク・ミニバイクのチームやスクールの運営を手がける等、後進の育成に努めている。また2008年からはブリヂストンのMotoGP担当現場エンジニアとして、グランプリに復帰を果たした[4]。ちなみに同じ元125ccライダーの東雅雄も、同職を務めている。 ロードレース世界選手権 戦績
脚注
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