韓国鉄道公社319000系電車
319000系電車(319000けいでんしゃ)は韓国鉄道公社が保有する交流用通勤形電車。光明シャトルの4両編成化のため、5000系および6000系の中間車を改造して導入された。本系列より、車両形式の付番方法変更が変更され、6桁車番となった。 概要10両編成で運行されていた光明シャトルを4両編成に短縮するため、2008年に登場した。 8両編成での運行を想定し、車両先頭部に電気連結器が搭載されたが、ホームドアと車両の位置に相違が発生することから実施は見送られている。 バリエーション
種車は5000系後期車(5x79編成、5x80編成、5x86 - 5x92編成)と6000系の8両編成化に伴い抜き取られた中間車である。 導入にあたって、付随車の先頭車化改造や電動車のパンタグラフ追加取付が行われ、4両編成に組み替えられた。
種車は永登浦駅構内衝突事故で2両が廃車された5x19編成である。 前面は新トングリ (GM大宇・マティスに似ている事からマティズとも呼ばれる、また蛇の釣り目のような見た目をしていることからペムヌニという愛称もつけられている)、側面は在来型(前面が平たい顔をしているため、ナプチャギ・ペタ子という愛称がついている)と、特異的な編成となっている。現地の鉄道ファンからは、ペムヌニとナプチャギそれぞれの愛称を足した「ペムチャギ」と呼称されている。車内の案内表示装置にはそれまでのLED表示装置からLCD表示装置に換装されている。 2024年4月下旬に319x06編成が廃車搬出された。
京元線の逍遥山駅 - 漣川駅の電鉄化に備え、2019年に落成した。 2021年現在は水仁・盆唐線で暫定的に運行されている。 形式
歴史
編成表
319x01F〜319x04F、319x06F〜319x07Fは九老車両事業所に所属、319x05Fは文山車両事業所に所属、319x08F〜319x10Fは里門車両事業所に所属する。
関連項目 |