ヘラン(朝: 해랑)は、2008年から運行を開始した韓国のクルーズトレイン。「ヘラン」とは「太陽とともに」の意。
概要
2008年の北京オリンピックにあわせ、半世紀ぶりに北朝鮮側と再連結した京義線を経由し、ソウル - 平壌 - 北京間を直通する国際列車として計画された。しかし、南北関係の悪化に伴い、国際列車の計画は立ち消えとなったため、現在は韓国国内をめぐる団体臨時列車として運用されている。
車両
KTXの開業で余剰となったムグンファ号の客車22両(電源車2両と予備車4両を含む)を改造した専用編成(8両×2編成)が在籍している。
牽引機
専用牽引機として、特別塗装の7300形ディーゼル機関車が2両(7382・7383号)在籍しているが、検査や運用の都合等で、一般色の機関車が牽引する場合もある。また、この特別塗装の機関車も、通常のムグンファ号や貨物列車などの牽引に使われることがある。
画像
参考文献
交友社『鉄道ファン』2009年10月号
関連項目
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運行中の列車 | |
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廃止された列車 | |
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その他の一般的な旅客列車に関しては韓国鉄道公社の列車種別を参照のこと。 〇〇 / △△ : 同じ列車が複数の名称を有する事を示す。 運行中の列車: ()内は、列車の運行開始年、及び運賃計算上の列車種別と等級を示す。 運休中の列車: ()内は、列車の運行開始から運行休止までの期間、及び運賃計算上の列車種別と等級を示す。 廃止された列車: ()内は、列車の運行終了年、及び使用された車両の列車種別を示す。 |