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金村美玖（かねむらみく、2002年〈平成14年〉9月10日 - ）は、日本のアイドル、ファッションモデルであり、女性アイドルグループ・日向坂46のメンバー、『bis』のレギュラーモデルである[2]。埼玉県出身[1]。 略歴2002年（平成14年）9月10日に埼玉県で生まれる[1]。3歳からバレエ、5歳からはピアノを習い始め、いずれも中学受験の勉強をはじめた小学5年生頃まで続けた[3]。中学校に進学した後は吹奏楽部に所属していた[4]。 2017年（平成29年）8月13日、『けやき坂46 追加メンバー募集オーディション』に合格し、翌々日の15日、けやき坂46の2期生としてお披露目される[5]。翌年の2月12日には、幕張メッセイベントホールで行われた同グループ2期生初の単独イベント『おもてなし会』に参加した[6]。 2019年（平成31年）2月11日に、自身の所属するグループがけやき坂46から日向坂46に改称された[7]。同年3月30日には、ファッションショーイベント『第28回 マイナビ presents 東京ガールズコレクション 2019 SPRING / SUMMER』（横浜アリーナ）でランウェイデビューを果たしている[8]。 2020年（令和2年）2月19日に発売された日向坂46の4thシングル『ソンナコトナイヨ』で、初めて表題曲のフロントメンバーに抜擢された[9][注 1]。同年9月22日、ファッション雑誌『bis』（光文社）のレギュラーモデルに就任することが発表された[11]。10月1日発売の同誌2020年11月号より登場している[2]。 2021年（令和3年）8月17日公開のジェニーハイ「夏嵐」のミュージック・ビデオで主演を務めた[12]。その後、同年10月2日、日向坂46の丹生明里と渡邉美穂、そして金村がパーソナリティを務める『ベルク presents 日向坂46の余計な事までやりましょう!』（TOKYO FM）の放送が開始される[13][注 2]。更に、同年10月27日に発売された日向坂46の6thシングル『ってか』では、表題曲におけるセンターポジションを初めて担当した[15]。日向坂46のシングル表題曲及びアルバムリード曲のセンター経験者は、小坂菜緒、佐々木美玲、加藤史帆に続いて4人目となる[15][16]。 2022年（令和4年）9月10日に自身のInstagramアカウントを開設した[17][18]。同年12月20日には、自身の1st写真集『羅針盤[注 3]』（光文社）を発売する[20]。撮影は北海道、京都、和歌山、鹿児島の4道府県で行われた[21]。 人物愛称は、おすし[22]、金ちゃん[23]、ミクティー[注 4][24][25][26]。兄がいる[27]。周囲から人一倍負けず嫌いで努力家であると評されている[28]。また、金村は自身について、とてもメンタルが弱いと語っている[29]。尊敬する人物として笛吹雅子と武豊と福山雅治と乃木坂46の元メンバーである伊藤万理華を挙げている[30]。 2024年には、日本大学芸術学部写真学科に在学中であることを公表している[31]。 クラシックバレエを3歳から、ピアノを5歳から始め、いずれも小学5年生まで習っていた[3]。また華道を習っていたこともある[32]。 幼少期の将来の夢はキャビンアテンダントで[33]、8歳の時に20歳の自分に向けて書いた手紙には、将来の夢はモデルか歌手と書かれていた[34]。小学校高学年頃から洋服に興味を持ち始め、買い付けをするバイヤーになることを夢見ていた他、ファッション雑誌に載るモデル達を見て自分もそうなりたいと思うようになったという[33][35]。そういった動機からけやき坂46に加入する前にモデルのオーディションに申し込んでいるが、一次オーディションで落選している[34]。 小学校高学年から中学受験の勉強を始めており[3]、けやき坂46時代の冠番組『ひらがな推し』（テレビ東京）の「けやき坂46 学力テスト」では、メンバー内での学力テストで優勝し、優れた頭脳を披露した[36][34]。 嗜好好物は寿司（生魚）[4]。無類の寿司好きであり[22]、前述した愛称や後述するキャッチコピーでも「お寿司」という単語が用いられ、初写真集の発売されたときは「すし写真集」とトレンド入りされたこともある[37]。また、取材で自分の成長を「メバチマグロからミナミマグロに進化した」と例えたことがあるほどである[34]。更に、日向坂46の公式YouTubeチャンネルでは、金村が寿司屋に行く様子が公開されている[38]。好きなネタとして中トロ、ウニ、ハマチ、ブリを挙げている[34]。 母親の手料理の中で最も好きなのは唐揚げであると語っている[30]。それに関連して、金村と河田の2人の目標として、金村の母親が作る唐揚げを2人で販売することを挙げている[39]。 朝食の主食にはパンよりもご飯を選択することが多く[30]、特に親子丼などの丼物を好み、ネギトロ丼に関しては日常的に食べるほどである[40][30]。他にも朝食でステーキ、チーズハットグとカレーライス、小籠包とチャーハンのようなものを食べており、日向坂46で同じく2期生の丹生明里からは「胃がバカ」と評されている[41][42]。なお、嫌いな食べ物としてトマト、きゅうりを挙げている[4]。 好きな季節は秋、苦手な季節は冬であるという[43]。また、好きな芸人としてトム・ブラウンや怪奇!YesどんぐりRPG[44]、蛙亭などを挙げている[45]。 中学2年生の時に、突然カメラが欲しくなったためニコンの一眼レフカメラ「D5300」を購入し[46]、以来写真撮影を趣味としている[47]。2020年には、オリンパスのミラーレスカメラ「PEN E-PL9」を購入した他[46]、ソニーの「α7 Ⅲ」も使用している[44]。将来は自身の個展を開催する事を目標としている[48]。 新型コロナウイルス感染症による自粛期間中にドラムセットを購入して練習しており、日向坂46のメンバーでバンドを組むのが夢であると語っていた[44][46]。 特技中学時代に所属していた吹奏楽部に所属していた時アルトサックスを担当しており、けやき坂46加入後は特技としても挙げている[22][32]。日向坂46の冠番組『日向坂で会いましょう』（テレビ東京）ではサックスを吹きながら、「吹奏楽あるある」を披露した[49]。 イラストや絵を書くことも得意であり[22][35]、2021年1月14日放送の『プレバト!!』（毎日放送）でスプレーアートに初挑戦した際、査定員のKAZZROCKから「10代でこのクオリティーはすごいです。見事です」と「才能アリ」の評価を受け、千原ジュニアや光宗薫らを上回り、第1位に輝いた[50][注 5]。 けやき坂46・日向坂46キャッチコピーは「皆さん美玖を推すしかない（お寿司かない）!!」[34]。金村が出演する『ベルク presents 日向坂46の余計な事までやりましょう!』（TOKYO FM）のスポンサーであるベルクが「お寿司かない」という商品名で寿司を商品化し、実際に販売されている[53]。 ペンライトカラーは、 パステルブルー × イエロー[54]。 もともとはアイドルにそこまで興味がない中学生だったが、乃木坂46のファンであった仲良しの兄の影響で同グループに興味を抱くようになる[34][40]。その後、乃木坂46の『乃木坂46 4th YEAR BIRTHDAY LIVE 2016.8.28-30 JINGU STADIUM』のライブDVDを見たことで、本格的に夢中になる[40]。歌手になるのが幼少の頃からの夢であったことやモデルのオーディションに落ちたことへの悔しさに加えて、兄の影響で乃木坂46を好きになったことがきっかけとなり、『けやき坂46 追加メンバー募集オーディション』に応募した[34][35][40]。新たな夢として世界一のアイドルグループになることを挙げている[35]。 1期生の影山優佳のことを深く尊敬しており、2018年には「影山さんの努力家な所、笑顔満点のアイドルな所、大きいダンス、きれいな歌声、すべてに憧れていて少しでも近づけるよう今でもずっと尊敬しております」と自身の公式ブログで綴っている[55]。プライベートでも一緒に遊ぶことがある[56]。 同期生の小坂菜緒とのコンビ名は「なおみく」で[57]、この2人は日向坂46の1stアルバム『ひなたざか』に収録された楽曲「See Through」を歌唱している[58]。小坂が映画の撮影で不在だったライブが終了した後の楽屋で、「菜緒に会いたい、菜緒に会いたい」と言いながら号泣している金村を撮影した動画が小坂の元に届いたといい、対する小坂もその撮影期間に一番会いたかったメンバーとして金村を挙げていることなどから、その仲の良さが窺える[57]。また、小坂が不参加となった6thシングル表題曲「ってか」でセンターポジションを務めることとなった金村は、フォーメーション発表後すぐに小坂に電話をしたといい、小坂から「大丈夫、美玖ならできるよ」と声をかけられた[59]。金村はそれに対して「菜緒は本当すごいよ」と、1stシングルから4thシングルまで4作連続でセンターポジションを務めた小坂を称えたという[59]。 その他多くのユニットやコンビに属している。金村、小坂菜緒、濱岸ひよりの3人による2002年に生まれた2期生のユニット名は「2002年組」としており、この3人は7thシングル『僕なんか』のカップリング曲「もうこんなに好きになれない」を歌唱している[60][61][62]。また、同期生の丹生明里とのコンビ名は「にぶみく」または「ゆばレタ（ゆばとレタス）」としている[63]。この2人に渡邉美穂を加えた埼玉県出身の3人のユニット「カラーチャート」もあり[64]、この3人で6thシングル『ってか』のカップリング曲「あくびletter」を歌唱している他[65]、埼玉県から「埼玉応援団」に任命され、同県をPRする活動も行っている[66][注 6]。更に、2期生の松田好花とのコンビ名を「納豆巻きコンビ」としている[67]。 作品シングルけやき坂46
日向坂46
アルバムけやき坂46
日向坂46
映像作品
出演→日向坂46メンバー複数人による出演については「日向坂46の出演一覧」を参照
テレビドラマ
ネット配信テレビアニメ
舞台
MVラジオ
ランウェイ
CMイベント
書籍→日向坂46の書籍については「日向坂46 § 書籍」を参照
雑誌連載写真集
脚注注釈
出典
参考文献
外部リンク
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