山口陽世
山口 陽世(やまぐち はるよ、2004年〈平成16年〉2月23日 - )は、日本のアイドルであり、女性アイドルグループ・日向坂46のメンバーである[3]。鳥取県出身[3]。身長152 cm[3]。 略歴2004年(平成16年)2月23日に鳥取県で生まれる[3]。小学3年生から4年生の間に野球を経験しており[6]、ポジションは外野手(右翼手)であった[4]。野球は自身の特技であるとも語っている[7]。中学時代にはバドミントン部に所属し[8]、高校時代には女子バスケットボール部のマネージャーをしていた[9]。 2018年(平成30年)8月19日、『坂道合同新規メンバー募集オーディション』に合格し、坂道研修生として活動を開始した[注 1][4][5]。その後、2019年(令和元年)10月30日から11月21日まで、東京・愛知・大阪で開催された『坂道グループ合同 研修生ツアー』で初めてライブに参加する[10][11]。 2020年(令和2年)2月16日、SHOWROOM配信にて、日向坂46に3期生として配属されることが発表された[注 2][4][14]。同年7月31日、『HINATAZAKA46 Live Online, YES! with YOU! ~“22人”の音楽隊と風変わりな仲間たち~』で、日向坂46のメンバーとしてステージデビュー[15]。同年9月23日に発売された日向坂46の1stアルバム『ひなたざか』より、同グループの音楽作品に参加している[16]。 2022年(令和4年)5月31日、横浜スタジアムで開催されたプロ野球「日本生命セ・パ交流戦 横浜DeNAベイスターズ vs オリックス・バファローズ」で、初めての始球式を行った[17]。そして、同年6月1日に発売した日向坂46の7thシングル『僕なんか』に収録されている楽曲「ゴーフルと君」では、初めてセンターポジションを担当している[18]。 2023年(令和5年)4月10日、『さくらひなたロッチの伸びしろラジオ』(NHKラジオ第1放送)のレギュラーMCに就任する[19]。同年6月14日に横浜スタジアムで開催されたプロ野球「日本生命セ・パ交流戦 横浜DeNAベイスターズ vs 北海道日本ハムファイターズ」では、自身2度目の始球式を行った[20]。7月12日から17日には、舞台『幕が上がる』にユッコ役として出演し、自身初の主演を務めた[注 3][21][22]。 2024年(令和6年)3月2日、自身のファンの総称を「はるよんちの住人」に決定した[23]。同年7月22日、鳥取県の『とっとりふるさと大使』に就任した[注 4][24][25][26]。 人物愛称は、ぱる[1]、ぱるよ[2]。6人兄弟の5番目で、三女(6番目)との双子である[27][28][29]。日向坂46及び坂道グループでは初の鳥取県出身である[2][30]。 日向坂46で同期の髙橋未来虹は山口について、「陽世は見た目もベビーフェイスだから"よしよし"したくなるけど、けっこうクールでサバサバしている面もある」と評している[31]。また、大家族で育ったことから、周囲に人が居ない状況に違和感を感じるといい、自身の家には頻繁に、先輩後輩問わず多くのメンバーを招き入れる(後述)[32]。 交友関係自身が人見知りであったため、オーディション時によく会話していた人は、同じく西日本組の賀喜遥香(乃木坂46)くらいであったと語っている[33][34][35]。一方の賀喜も人見知りで、オーディション時には山口と掛橋沙耶香(乃木坂46)くらいしか仲が良い人がいなかったと語っている[35]。 坂道研修生に一緒に活動していた幸阪茉里乃(櫻坂46)、林瑠奈(乃木坂46)、増本綺良(櫻坂46)、弓木奈於(乃木坂46)などと仲が良い[36]。増本からは、カルバッチョナルポポイガというあだ名を付けられている[37]。 日向坂46では、同じく3期生の上村ひなの、髙橋未来虹、森本茉莉(生年月日が同じ)と仲が良く[38]、プライベートで旅行に行くような仲である[39][40]。1期生の東村芽依とは、バッティングセンターに行ったり、公園でキャッチボールをするような仲である[41]。2期生の小坂菜緒とも、一緒にバッティングセンターに行くような交流がある[42][43]。4期生の平尾帆夏とは、上京する前に鳥取県の同じ高校に在籍していた[28][32]。また、1期生の佐々木美玲、東村芽依、2期生の河田陽菜、丹生明里、松田好花、4期生の正源司陽子、平岡海月、平尾帆夏、山下葉留花などは、同期生ではないが、自身の家に招くほどの仲である[32][44][45]。他のメンバーと比べて多くのメンバーを家に招くため、山口とその招かれたメンバーたちは、「山口家連れ込み隊」とも称される[32][44]。 嗜好・趣味好きな色は自身のサイリウムカラーである黄色と緑色に加えて紫色を挙げている[46]。 声優で歌手の水瀬いのりのファンであり[46]、度々ライブ等のイベントに参加している[47]。水瀬がパーソナリティを務めるラジオ『水瀬いのり MELODY FLAG』内で自身の名前が出たことを知ると「ほんっとーーーうに涙が出てくるほどありがたくて嬉しかった」と喜びをブログで綴った[48]。また、アイドルが好きで、実家にはけやき坂46などの坂道グループのグッズが大量にある[49][30]。 ゲーム[50]、漫画を読むこと[50]、アニメを観ることを趣味としている[51]。 特技野球が得意で[27]、自己最高球速は94km/hを記録している[6]。日向坂46の5thシングル『君しか勝たん』に収録されている個人PVにて、元プロ野球選手で、横浜DeNAベイスターズの監督も務めたアレックス・ラミレスに直接指導を受けた[52]。この個人PVの予告が『日向坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL』で公開されると、たちまち大きな話題となった[53]。また、ラミレスのYouTubeチャンネル『ラミちゃんねる』にて2021年10月22日・29日更新の動画にコラボ出演した他[54][55][56]、2023年4月2日に横浜スタジアムで『4回目のひな誕祭』の2日目の公演が実施された際には、ラミレスがスペシャルゲストとして登場し、大きな話題を集めた[57]。この時、山口はリリーフカーに乗って登場し、山口がピッチャー、ラミレスがキャッチャーとして、ステージ上で始球式に挑んでいる[57]。 日向坂46ペンライトカラーは、 パールグリーン × イエロー[58][59]。 キャッチコピーは「ぷぅ~、ぱる。砂丘の中からこんにちは。山口陽世です。」[60]。 自身が好きな野球関連のDVDを探していたところ、乃木坂46が総出演しているドラマ『初森ベマーズ』(テレビ東京)の存在を知った[4]。それ以来、坂道グループを含めたアイドルが好きになり、グッズ収集や握手会への参加などをしていた[4][61][62]。こういった理由から、坂道グループへの憧れがあった[4]。自身が中学2年生の時に開催された『けやき坂46 追加メンバー募集オーディション』への応募は躊躇ってしまったものの、翌年開催された『坂道合同新規メンバー募集オーディション』に応募すると、同オーディションにて合格が決まった[63]。しかし、グループへの配属とはならず、配属者以外には「坂道グループ合同研修生」となることを希望すれば活動が可能である旨が伝えられ、山口は研修生として活動することを選択した[4][63]。 坂道研修生時代の初期は、人見知りで誰とも話せなかったと語っている[4]。しかし、同じく研修生となったメンバーと次第に打ち解け、特に櫻坂46の増本綺良、幸阪茉里乃などとは非常に良好な仲であるという[2]。2019年秋に行われた『坂道グループ合同 研修生ツアー』では、各坂道グループの楽曲を、1人につき1曲ずつセンターポジションに就いて披露し、山口は日向坂46の楽曲「キツネ」のセンターポジションを担当した[10]。その後、2020年2月16日に日向坂46に加入する[4][14]。 楽曲・ユニット「ゴーフルと君」「パクチー ピーマン グリーンピース」でセンターポジションを担当している[18][64]。 佐々木美玲、河田陽菜、濱岸ひよりと共に、「酸っぱい自己嫌悪」を歌唱するユニット「みーぱんファミリー」に所属している[65]。楽曲を持たない非公式ユニットとしては、東村芽依、渡辺莉奈との「ちっちゃいさんにん」[注 5][68]、山下葉留花、平岡海月との「ネイチャー」[69]、丹生明里との「にぶぱる」[70]、松田好花との「このっぱる」[71]、小坂菜緒との「なおっぱる」[72]などがある。 グループの楽曲で好きなものは、「期待していない自分」「ママのドレス」「わずかな光」「君に話しておきたいこと」「ホントの時間」「好きということは…」である[73]。 作品シングル
アルバム
映像作品
出演→日向坂46のメンバーとして複数名で出演したものについては「日向坂46の出演一覧」を参照
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舞台脚注注釈出典
参考文献
外部リンク
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