覚仙町(かくせんちょう)は、江戸期から現在にかけての青森県弘前市の地名。郵便番号は036-8204。2017年6月1日現在の人口は101人、世帯数は56世帯[1]。
地理
町域の北部は森町、東部は本町、南部は在府町、西部は茂森町に接する。
歴史
- 正保3年 - 町屋とある(津軽弘前城之絵図)。
- 慶安2年 - 「かち町」と見え、鍛冶10軒・大工1軒・正学坊(修験)・武士などの屋敷若干で、町内に計19軒の屋敷があり、鍛冶職人の町であった(弘前古御絵図)。
- 寛文13年 - 重森町横丁と見え、武家4・町屋11のほかに学勝院がある(弘前中惣屋敷絵図)。
- 元禄9~享保6年 - 津軽の三刀匠として知られた国吉家・森宗家・国広家の屋敷が見られる(町絵図)。
沿革
- 江戸期 - 弘前城下の一町。
- 明治初年~明治22年 - 弘前を冠称。
- 1899年(明治22年) - 弘前市に所属。
町名の変遷
元禄13年から享保6年にかけて町名が覚勝院前之町・覚勝院町・横鍛冶町と変わり、並行して修験の正学坊が学勝院から覚勝院と変わり、寛政年間に現在の町名である覚仙町の町名が固定したもの(弘前侍町屋敷割・町絵図・分間弘前大絵図)。
施設
医療
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
交通
覚仙町角(弘前バスターミナル - 相馬・藍内・ロマントピア線、他)停留所。
関連項目
脚注
参考文献
角川日本地名大辞典 2 青森県(角川書店)
|
---|
※地域区分(弘前市国勢調査報告書p.14で使用されているもの)ごとに表示する。 |
旧弘前市 |
新市街地域 |
---|
桜ヶ丘・緑ヶ丘地区 | |
---|
向外瀬・青山地区 | |
---|
城東・外崎地区 | |
---|
松原・取上地区 | |
---|
中野・城南地区 | |
---|
浜の町・石渡地区 | |
---|
田園地域 |
---|
清水地区 | |
---|
和徳地区 | |
---|
豊田地区 | |
---|
堀越地区 | |
---|
千年地区 | |
---|
藤代地区 | |
---|
東目屋地区 | |
---|
船沢地区 | |
---|
高杉地区 | |
---|
裾野地区 | |
---|
新和地区 | |
---|
石川地区 | |
---|
|
---|
|
|
カテゴリ |