土手町 (弘前市)
土手町(どてまち)は、江戸期から現在にかけての青森県弘前市の地名。郵便番号は036-8182。2017年6月1日現在の人口は514人、世帯数は274世帯[1]。 地理弘前市の中心市街地に属する。青森県道260号石川百田線・青森県道3号弘前岳鰺ケ沢線沿い、南東から北西に斜めに伸び、南端は土手町と松森町と大町の交差点から始まり一番町に至る筋道の町。 土手町内を上土手町・中土手町・下土手町と三分しても呼ばれ、松森町寄りが上土手町、土淵川をまたぐ蓬莱橋から先が下土手町、その中間が中土手町と呼ばれる。中土手町と言われるのは青森県道127号石川土手町線の終点、そして代官町方面から来る青森県道3号の交差点から先で、下土手町のスクランブル交差点を直進した一番町の交差点まで一方通行になる。それゆえ、弘南バスの一部の路線は往路・復路が一部異なる路線もある。また、多くの路線バスは当地を経由して運行される。元々職人が多くいた職人町で、現在は多くの商業施設が並ぶ東北地方有数の繁華街を形成している。 歴史古くは寛永末年頃に町屋として町割され(津軽弘前城之絵図)、173軒の町屋があったとされる。1649年(慶安2年)の弘前古御絵図によれば、町名は記されてはいないが64軒の町屋が並び、職種は大工・鍛冶屋・桶屋・銀屋・室屋・居鯖など。商家では大坂屋・輪嶋屋・江戸屋など屋号のあるものが多く、ほかに煙草屋・酒屋など商工入交じりの町を形成したとされる。 沿革交通
このほか、町域外ではあるが、弘南鉄道中央弘前駅も徒歩圏内にある。 施設医療
福祉
商業など 宿泊
金融公共
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
催事
上記の期間は、弘南バスの路線の一部は、枡形・南瓦ヶ町・徒町経由で運行される。 脚注
参考文献角川日本地名大辞典 2 青森県(角川書店)
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