節婦駅
節婦駅(せっぷえき)は、北海道(日高振興局)新冠郡新冠町字節婦町にあった、北海道旅客鉄道(JR北海道)日高本線の駅である。電報略号はセフ。事務管理コードは▲132212[2]。 歴史
駅名の由来当駅の所在する地名より。地名は、アイヌ語由来であるが諸説ありはっきりしない。 「ポロセプ(ペッ)[注釈 1]」〔親なる広い(川)〕[9][10]、または「スッセプ[注釈 2]」(麓・広い)あるいは単に「セプ[注釈 3]」(広い)などが考えられている[11]。 駅構造島式ホーム片面使用の1面1線を有した地上駅だった。ホームは線路の南西側(様似方面に向かって右手側)に存在した。転轍機を持たない棒線駅となっていた[12]。かつては島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な交換駅であった。使われなくなった駅舎側の1線は交換設備運用廃止後も苫小牧方の転轍機と構内踏切手前までのレールが維持された状態で側線として残っていた(但し1983年(昭和58年)4月時点では転轍機の先、ホームに至る間の部分に車止めが設置されていた[9])が、1993年(平成5年)3月までには撤去された[12]。ホーム前後の線路は転轍機の名残で湾曲していた[12]。 静内駅が管理していた無人駅だった。駅舎は構内の南西側に位置しホームに接していた。有人駅時代の駅舎は改築され、車掌車改造の貨車駅舎[12]を経て新築のログハウス風の建物に建て替えられ、駅舎の位置も現在の場所に移動した。 先代の貨車駅舎は淡緑色に塗られていた[13]。駅舎の前には花壇が設置されていた[14]。またトイレは工事現場用の仮設便所となっていた[14]。 当線が日高三石駅までしか開業していなかった当時、ほとんどの列車がこの駅で交換した。
利用状況乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去の各調査日における平均である。当駅についてはバス代行期間が存在するため、一部でバスと列車が別集計となっているほか、各年で集計期間が異なる。備考も参照。
駅周辺隣の駅脚注注釈出典
JR北海道
北海道運輸局
関連項目
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