清畠駅
清畠駅(きよはたえき)は、北海道(日高振興局)沙流郡日高町字清畠に存在した、北海道旅客鉄道(JR北海道)日高本線の駅(廃駅)である。電報略号はヨハ。事務管理コードは▲132208[3]。 歴史
駅名の由来旧駅名の慶能舞(けのまい)は、アイヌ語の「ケノマイ(ken-oma-i)」(ヒルガオの根・ある・所〔川〕)に由来し[5][6][7][8][9]、現在も河川名などに名称が残っている。 その後、集落名が豊郷と改称されたため、駅名も改称された[10]。
駅構造単式ホーム1面1線を有した地上駅だった。ホームは線路の北側(様似方面に向かって左手側)に存在した。転轍機を持たない棒線駅となっていた[6]。また1983年(昭和58年)4月時点では本線の苫小牧方から分岐し構内外側への行き止りの側線を1線有していた(ただしその時点では転轍機の先部分に車止めが設置されていた[7]が、1993年(平成5年)3月までには撤去された[6]。ホーム前後の線路は転轍機の名残で湾曲していた[6]。 静内駅が管理していた無人駅だった。駅舎は構内の北側に位置し、ホームから少し離れていた[8]。有人駅時代の駅舎は改築され、豊郷駅と同型の、大型アルミサッシを2面に配置した待合所機能だけの駅舎となっていた。豊郷駅舎とは腰壁のパネルの塗色が異なっていた[8]。ホームは砂利敷きとなっていた[8]。
利用状況乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去の各調査日における平均である。当駅についてはバス代行期間が存在するため、一部でバスと列車が別集計となっているほか、各年で集計期間が異なる。備考も参照。
駅周辺ホームからは太平洋のなだらかな海岸線が望めた[8]。遠くに苫小牧市も見えた[8]。 隣の駅脚注出典
JR北海道
北海道運輸局
関連項目 |
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