第61回日本レコード大賞
第61回日本レコード大賞(だい61かいにほんレコードたいしょう)は、日本作曲家協会が主催する61回目の日本レコード大賞。2019年(令和元年)12月30日に、新国立劇場にて開催された[1]。令和最初の日本レコード大賞で[2]、発表会の模様はTBSテレビ・TBSラジオをキーステーションに全国で生中継された。 概要ノミネートおよび各賞は11月16日に主催者から発表され[3][4][5][6]、総合司会は12月6日にTBSテレビから発表された[7][8][9]。また、12月16日にはTBS放送センターで記者会見が開かれ、各々が意気込みを語った[10][11][12][13]。 大賞は、Foorinが歌唱した「パプリカ」に決定した。平均年齢11.2歳、メンバーのちせの9歳はいずれも大賞受賞の最年少記録となり、前保持者・岩田華怜(AKB48)の記録である14歳7カ月を全員が下回った[14][15][16]。なお、大賞を受賞したFoorinは全員が15歳未満かつ21世紀生まれであり、未成年者の労働を禁止する労働基準法に基づく自主規制にあたるため曲披露後に帰宅、メンバーのもえのが発表前後に電話出演[14][16][17]、例年は歌唱を披露するシーンも事前に歌ったVTRが放送され、会場にいた優秀作品賞を受賞した乃木坂46、欅坂46、日向坂46、AKB48、純烈、DA PUMPらが客席で「パプリカ」のダンスを踊る姿がワイプで放送された[14][15]。本人不在での受賞は第36回(1994年)に受賞したMr.Children以来となる[18]。 最優秀新人賞はハロー!プロジェクトに所属する女性アイドルグループのBEYOOOOONDSが受賞[19]。ハロー!プロジェクト所属(または過去に所属していた)グループの最優秀新人賞の受賞は、第59回(2017年)のつばきファクトリー以来、2年ぶり6組目の受賞[20][注 1]。 大賞のプレゼンターは例年通り司会の安住が担当。最優秀新人賞は元ラグビー日本代表の廣瀬俊朗が務めた。 関東地区での平均視聴率は前年の16.7%から2.7%下落の14.0%(19:00 - 22:00)を記録[21]。17:30 - 19:00の平均視聴率は11.5%だった[22]。 この日の夜の最高視聴率はテレビ朝日の『アメトーーク!年末5時間SP』の14.3%(19:00 - )であり、2015年以来4年ぶりに「レコ大」が「アメトーーク!」に敗れた。 放送時間
司会総合司会進行アナウンサー
ラジオ中継進行
受賞作品・受賞者一覧日本レコード大賞
優秀作品賞(大賞ノミネート作品)
最優秀新人賞新人賞(最優秀新人賞ノミネート)最優秀歌唱賞特別賞最優秀アルバム賞優秀アルバム賞
日本作曲家協会選奨功労賞特別功労賞特別音楽文化賞作曲賞
作詩賞編曲賞企画賞
TV中継の主なスタッフ
ゲスト今年は特別企画として、以下の4組が平成に亡くなった歌手の楽曲のカバーを披露した[27][28]。
脚注注釈出典
関連項目
外部リンク
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