白幡 (さいたま市)
白幡(しらはた)は、埼玉県さいたま市南区の町名。現行行政地名は白幡一丁目から白幡六丁目。住居表示実施地区[4]。郵便番号は336-0022[2]。首都圏有数の高級住宅街である岸町に隣接していることから、二丁目の高台などは閑静な住宅街が広がっている。 地理南区北部の大宮台地や沖積平野に位置する。岸町・神明・辻・沼影・別所と隣接する。笹目川周辺の五丁目などは駐車場など土地利用が未定のままであったが、武蔵浦和駅周辺の再開発の影響もあり、徐々に集合住宅や高層マンションが建設されている。 河川・池沼地価住宅地の地価は、2022年(令和4年)1月1日の公示地価によれば白幡2-7-11の地点で34万8000円/m2となっている[5]。商業地の地価は白幡5-19-22の地点で63万5000円/m2となっている。 歴史平安時代に藤原秀郷が平将門討伐のため当地にしばしば宿陣していた。八幡勧請し勝利の祈願をする際、白幡(白旗)を立てたことが地名の由来とされる[6][7]。八幡社は富士社に合祀され睦神社境内にある。縄文時代前期の遺跡である白幡貝塚などもある[8]ことから、当時は町内に海岸線があったことが知られている(縄文海進)。低地は古入間湾の底にあり[9]、高台は同湾と奥東京湾(古入間湾を含む場合もある)[10]を分ける半島(現在の大宮台地)[11]の一部となっていた。 その他、白幡古墳群、白幡本宿遺跡などの遺跡が所在し、古くから絶えず人が居住していた。また、白幡沼の南側付近を旧入間川の流路が流れていた[12]。 沿革もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡浦和領に属する白幡村であった[7]。
世帯数と人口2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[18]。
交通鉄道東日本旅客鉄道(JR東日本)埼京線、武蔵野線、東北新幹線が町内を通り、武蔵浦和駅の埼京線ホームの一部(田島通り以南)が町内に掛かる。埼京線ホームの大半及び武蔵野線ホームは別所にあり(東北新幹線はホームなし)、こちらが駅の住所となっている[19]。 道路バス
地域寺社・史跡施設上述の通り鉄道や幹線道路が通っていることもあり、数多くの商業施設が立地する。国道17号沿いには高級車のカーディーラーが集中する。
脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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