焼豚玉子飯(やきぶたたまごめし)は、愛媛県の今治市の名物料理の一つであり、「今治焼豚玉子飯[1]」とも呼ばれるB級グルメである。
米飯の上にまず薄く切った叉焼(煮豚)をのせ、さらに半熟の目玉焼きをのせてから焼豚のタレで味付けした丼物料理。
略歴
もともとは、中華料理店『五番閣』の賄い食であったがその後に同店が商品化したもので、「焼豚玉子飯」と名付けられた。その後、同店で修行していた料理人が独立しメニューに加えた。
市内にはいくつかの飲食店でメニューに載っており、今日では今治市の名物料理の一つとなっている。
2007年(平成19年)には、ファミリーマートが愛媛県と提携して弁当として商品化されており、また家庭用として複数社から「専用のたれ[2]」が発売されている。
今治焼豚玉子飯世界普及委員会
今治焼豚玉子飯世界普及委員会がB-1グランプリ(2011年)に入賞[3]した。
2006年(平成18年)に市民有志で作る焼豚玉子飯世界普及委員会が発足、2010年(平成22年)に焼豚玉子飯世界普及委員会が尾道てっぱんグランプリで優勝した。
その後にB-1グランプリ出展を目指し、今治焼豚玉子飯世界普及委員会と改名。
2011年(平成23年)に、B-1グランプリ正会員に昇格し2011近畿・中国・四国B-1グランプリでは第3位に輝いた。
その後、兵庫県姫路市で行われた第6回B-1グランプリではご飯ものは不利と言われている中、初出展にして第5位に入賞した(初出場17団体の中では最高位)。
2012年(平成24年)2012近畿・中国・四国B-1グランプリin鳥取(鳥取県鳥取市)では念願の「ゴールドグランプリ」(優勝)を獲得した。
また、北九州市で全国63団体が参加して行われた、第7回B-1グランプリでは、2度目の出場ながらも、「ブロンズグランプリ」(第3位)を獲得した。
2014年(平成26年)第9回 B-1グランプリin郡山(福島県郡山市)で「ブロンズグランプリ」(第3位)を獲得した。
2017年(平成29年)西日本B-1グランプリin明石(兵庫県明石市)で「ゴールドグランプリ」(優勝)を獲得した。
トリビア
脚注
関連項目
外部リンク
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