すその水ギョーザ

すその水ギョーザ(B-1グランプリ2010にて撮影)

すその水ギョーザ(すそのすいぎょーざ)とは、静岡県裾野市ご当地餃子である。

概要

裾野市では、1990年代から農業振興の一環としてモロヘイヤの栽培を行っており、2024年時点では稲作から転作した10軒がモロヘイヤの栽培を行っている[1]。その裾野市産モロヘイヤの粉末を皮に練りこんだ餃子である[2]。皮の色は目を引く緑色をしており、食感はもちもちとしている[1]。この粉末は、規格外のモロヘイヤ葉を摂氏55度で10時間乾燥させ、粗くもんで保存しておいたもので、注文が入ってから粉末にすることで、鮮やかな緑色を保ったまま出荷される[1]。なお、裾野市内では学校給食でモロヘイヤの粉末を練り込んだうどんスープも提供されている[1]

餃子の餡に、キャベツ豚肉ニラに、裾野産茶葉を使用している[2]

モロヘイヤ入りスープギョーザすうちゃんギョーザとも呼ばれている。[要出典]

マスコットキャラクター「すぅちゃん」が設定されている[2]

歴史

2002年(平成14年)の裾野市職員による「すそのギョーザでまちづくり」の研修発表が始まりで、その後、この時の研修メンバー、商工会、商業者等が協力し、試行錯誤を経て2007年[1]に「すその水ギョーザ」が完成した[2]

「すそのギョーザ倶楽部」が結成され、静岡県内外のイベントで「すその水ギョーザ」をPRしている[2]

実績

B-1グランプリ

脚注

  1. ^ a b c d e モロヘイヤ収穫ピーク 裾野 もちもちギョーザにも」『読売新聞』2024年8月24日。2024年12月31日閲覧。
  2. ^ a b c d e 市のB級グルメ「すその水ギョーザ」”. 裾野市 (2018年7月20日). 2024年12月31日閲覧。
  3. ^ 第2回富士宮大会 Archived 2013年1月18日, at the Wayback Machine.
  4. ^ 第3回久留米大会 Archived 2013年1月18日, at the Wayback Machine.
  5. ^ 第4回横手大会 Archived 2013年1月18日, at the Wayback Machine.

関連項目

外部リンク

 

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