浅虫バイパス(浅虫バイパス)は、青森県青森市大字浅虫地内の国道4号のバイパス。[1]
浅虫地区は古くからの温泉地であるが、このバイパスの開通以前の国道は幅が狭く、人家が連なっているため、常に渋滞しており、国道としての機能が著しく低下していた。さらに、冬期間の積雪などの問題もあり、早くから道路拡幅が急務となっていた。このため、青森県内でも最初にバイパスの建設が計画された。ルートとしては、山側・海側等の案が出されたが、海岸を埋め立てて道路を通すこととなった。
概要
- 起点:青森県青森市浅虫字山下
- 終点:青森県青森市浅虫字坂本
- 全長:1.9km
- 車線数:2車線
- 開通:1967年3月8日(暫定2車線)・1968年12月5日(4車線化)
沿革
- 1964年(昭和39年) 事業化
- 1966年(昭和41年)4月 - 着工
- 1966年5月12日 - 工事開始
- 1966年(昭和41年)7月29日 - 大規模地滑りのため、国道が埋没。
- 1967年(昭和42年)3月8日 - 海側2車線の暫定供用開始。(前年夏の地滑りへの対策)
- 1968年(昭和43年)12月5日 - 全線4車線で供用開始
- 1969年度(昭和44年度) - 残工事の路肩部分の工事が完了し、完成。
地理
通過する自治体
分岐する道路
参考文献
- 建設省東北地方建設局青森工事事務所『七十年史』1989年
- 東北の直轄国道史編纂委員会『語り継ぐ道づくり-東北の直轄国道改修史 国道4号』東北建設協会 2001年
脚注
- ^ 旧道は青森県道269号増田浅虫線の一部に認定されている。
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通過市区町村 |
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主要交差点 |
室町3丁目 - 下間久里 - 小渕 - 庄和IC - 神鳥谷 - 小田林西 - 平出工業団地 - 十貫内 - 中亀田 - 舟場町 - 藤浪 - 箱堤 - 苦竹IC - 山崎 - 将監トンネル連絡橋 - 上古川 - 白井坂 - NHK盛岡放送局前 - 野崎 - 野辺地IC - 東バイパス環7入口 - 青森消防本部前
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バイパス | |
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道路名・愛称 | |
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道の駅 | |
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主要構造物 | |
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自然要衝 | |
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旧道 | |
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関連項目 | |
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通過市区町村 |
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主要交差点 |
勾当台公園前 - 苦竹IC - 根廻 - 丸井戸 - 折立 - 権現堂 - 松原 - 築地 - 小本 - 長内トンネル北 - 久慈IC - 塩町 - 下長 - 苗振谷地 - 野崎 - 野辺地IC - 松ノ木平 - 東バイパス環7入口 - 青森消防本部前
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バイパス |
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道路名・愛称 | |
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道の駅 | |
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主要構造物 |
福田大橋 - 鳴瀬大橋 - 飯野川橋 - 田中トンネル - 安波トンネル - 気仙沼湾横断橋 - 唐桑トンネル - 気仙大橋 - 三陸トンネル - 羅生トンネル - 鍬台トンネル - 熊の木トンネル - 石塚トンネル - 鳥谷坂トンネル - 古廟坂トンネル - 城山トンネル - 吉里吉里トンネル - 織笠大橋 - 宮古大橋 - 小本トンネル - 長内トンネル - 久慈大橋 - 湊トンネル - 桑畑大橋 - 馬淵大橋 - 幸運橋 - ほたて大橋 - 久栗坂トンネル
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自然要衝 |
横山峠 - 只越峠 - 通岡峠 - 大峠 - 鍬台峠 - 恋ノ峠 - つかの峠
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旧道 | |
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関連項目 | |
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