波号第二百十七潜水艦 |
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戦後の波号第217潜水艦(手前) 右の大型艦は 隼鷹後方の波201型潜水艦は艦名不詳 (1945年10月10日、 佐世保) |
基本情報 |
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建造所 |
佐世保海軍工廠 |
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運用者 |
大日本帝国海軍 |
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艦種 |
潜水艦 |
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級名 |
波二百一型潜水艦 |
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艦歴 |
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計画 |
マル戦計画 |
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起工 |
1945年6月2日 |
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進水 |
1945年6月26日 |
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最期 |
1945年8月17日工程90%で工事中止 |
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その後 |
1946年4月5日海没処分 |
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要目(計画時) |
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基準排水量 |
325トン |
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水中排水量 |
440トン |
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全長 |
53.00m |
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水線長 |
44.70m |
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垂線間長 |
50.00m |
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幅 |
3.70m |
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吃水 |
平均3.44m |
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機関 |
海軍型中速四〇〇馬力内火機械1基 蓄電池 一号三十三型甲120個 主電動機 特E型改一直流電動機 1,250馬力 1基 巡航用電動機 直流電動機 32馬力 1基 |
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推進 |
1軸 |
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出力 |
水上 400bhp 水中 1,250shp |
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速力 |
水上 10.5ノット 水中 13.0ノット |
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燃料 |
重油25.2トン |
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航続距離 |
水上 3,000カイリ/10ノット 水中 50カイリ/2ノット |
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潜航深度 |
100m |
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乗員 |
定員25名 特修兵教員最大21名 |
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兵装 |
7.7mm機銃 単装1基 九五式潜水艦発射管三型2門(艦首) 九五式二型魚雷4本 |
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レーダー |
13号電探1基 |
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ソナー |
水中聴音装置1組 |
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波号第二百十七潜水艦[注釈 1](はごうだいにひゃくじゅうななせんすいかん)は、日本海軍の未成潜水艦。波二百一型潜水艦の17番艦。戦後海没処分された。
艦歴
マル戦計画の潜水艦小、第4911号艦型の17番艦、仮称艦名第4927号艦として計画。
1945年6月2日、佐世保海軍工廠で起工。7日、波号第二百十七潜水艦と命名されて波二百一型潜水艦の17番艦に定められ、本籍を佐世保鎮守府と仮定。26日、進水。7月2日、艤装員事務所を佐世保海軍工廠内に設置し事務を開始。
終戦時未成。8月17日、工事中止が発令され工程90%で工事中止。
1946年4月5日、向後崎西方沖でアメリカ海軍により海没処分された。
艤装員長
- 久保猛 大尉:1945年7月8日 - 1945年8月15日
脚注
- 注釈
- ^ 本来の艦名表記は波號第二百十七潛水艦。
- 脚注
参考文献
- 海軍省
- 昭和20年3月15日付 内令員第519号。
- 昭和20年6月7日付 達第130号ノ2、内令第517号、内令第519号、内令員第1115号。
- 昭和20年6月26日付 内令員第1228号ノ2、内令員第1228号ノ3、内令員第1228号ノ4。
- 昭和20年7月24日付 秘海軍公報 第5078号。
- 昭和20年7月16日付 秘海軍辞令公報 甲 第1858号。
- 昭和20年9月17日付 海軍辞令公報 甲 第1916号。
- 世界の艦船 No. 469 増刊第37集 『日本潜水艦史』、海人社、1993年。
- 世界の艦船 No. 736 増刊第95集 『日本航空母艦史』、海人社、2010年。
- 世界の艦船 No. 791 増刊第114集 『日本潜水艦史』、海人社、2013年。
- 日本造船工業会 『S-61 波號第二〇一潜水艦型 一般計画要領書』。
- 福井静夫 『写真 日本海軍全艦艇史』、ベストセラーズ、1994年。ISBN 4-584-17054-1
- 福井静夫 『昭和軍艦概史III 終戦と帝国艦艇 -わが海軍の終焉と艦艇の帰趨-』、出版共同社、1961年。
- 防衛研修所戦史室 戦史叢書 第88巻 『海軍軍戦備(2) -開戦以後-』、朝雲新聞社、1975年。
- 丸スペシャル No. 43 日本海軍艦艇シリーズ『日本の潜水艦III』、潮書房、1980年。
- 丸スペシャル No. 132 日本海軍艦艇発達史『日本の潜水艦I』、潮書房、1988年。
- 明治百年史叢書 第207巻 『昭和造船史 第1巻(戦前・戦時編)』、原書房、1977年。