波号第二百八潜水艦 |
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基本情報 |
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建造所 |
佐世保海軍工廠 |
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運用者 |
大日本帝国海軍 |
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艦種 |
潜水艦 |
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級名 |
波二百一型潜水艦 |
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艦歴 |
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計画 |
マル戦計画 |
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起工 |
1945年5月1日 |
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進水 |
1945年5月26日 |
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竣工 |
1945年8月4日 |
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最期 |
1946年4月1日海没処分 |
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除籍 |
1945年11月30日 |
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要目(竣工時) |
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基準排水量 |
325トン |
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水中排水量 |
440トン |
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全長 |
53.00m |
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水線長 |
44.70m |
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垂線間長 |
50.00m |
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幅 |
3.70m |
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吃水 |
平均3.44m |
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機関 |
海軍型中速四〇〇馬力内火機械1基 蓄電池 一号三十三型甲120個 主電動機 特E型改一直流電動機 1,250馬力 1基 巡航用電動機 直流電動機 32馬力 1基 |
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推進 |
1軸 |
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出力 |
水上 400bhp 水中 1,250shp |
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速力 |
水上 10.5ノット 水中 13.0ノット |
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燃料 |
重油25.2トン |
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航続距離 |
水上 3,000カイリ/10ノット 水中 50カイリ/2ノット |
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潜航深度 |
100m |
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乗員 |
定員25名 特修兵教員最大21名 |
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兵装 |
7.7mm機銃 単装1基 九五式潜水艦発射管三型2門(艦首) 九五式二型魚雷4本 |
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レーダー |
13号電探1基 |
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ソナー |
水中聴音装置1組 |
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波号第二百八潜水艦[注釈 1](はごうだいにひゃくはちせんすいかん)は、日本海軍の潜水艦。波二百一型潜水艦の8番艦。太平洋戦争末期に竣工したが外海に出撃することなく、戦後に海没処分された。
艦歴
マル戦計画の潜水艦小、第4911号艦型の8番艦、仮称艦名第4918号艦として計画。
1945年5月1日、波号第二百八潜水艦と命名されて波二百一型潜水艦の8番艦に定められ、本籍を佐世保鎮守府と仮定し、佐世保海軍工廠で起工。26日、波号第207潜水艦と同時に進水し、本籍を佐世保鎮守府に定められる。6月12日、艤装員事務所を佐世保海軍工廠内に設置し事務を開始。
8月4日、波号第209潜水艦と同日に竣工。竣工後、第六艦隊第五十二潜水隊に編入。終戦時は内海西部に所在。11月30日、海軍省の廃止に伴い除籍。
1946年4月1日、五島列島沖でアメリカ海軍により海没処分された。
潜水艦長
- 艤装員長
- 兼築光壽 大尉:1945年6月15日 - 1945年8月4日
- 潜水艦長
- 兼築光壽 大尉:1945年8月4日 - 1945年11月25日
脚注
- 注釈
- ^ 本来の艦名表記は波號第二百八潛水艦。
- 脚注
参考文献
- 海軍省
- 昭和20年3月15日付 内令員第519号。
- 昭和20年5月1日付 達第92号、内令第367号、内令第373号、内令員第875号。
- 昭和20年5月26日付 内令第473号ノ2、内令員第1008号、内令員第1009号、内令員第1010号。
- 昭和20年5月16日付 秘海軍公報 第5013号。
- 昭和20年6月25日付 秘海軍公報 第5052号。
- 昭和20年6月30日付 秘海軍辞令公報 甲 第1842号。
- 昭和20年8月20日付 秘海軍辞令公報 甲 第1890号。
- 昭和20年12月20日付 第二復員省辞令公報 甲 第17号。
- 世界の艦船 No. 469 増刊第37集 『日本潜水艦史』、海人社、1993年。
- 世界の艦船 No. 791 増刊第114集 『日本潜水艦史』、海人社、2013年。
- 日本造船工業会 『S-61 波號第二〇一潜水艦型 一般計画要領書』。
- 福井静夫 『写真 日本海軍全艦艇史』、ベストセラーズ、1994年。ISBN 4-584-17054-1
- 福井静夫 『昭和軍艦概史III 終戦と帝国艦艇 -わが海軍の終焉と艦艇の帰趨-』、出版共同社、1961年。
- 防衛研修所戦史室 戦史叢書 第88巻 『海軍軍戦備(2) -開戦以後-』、朝雲新聞社、1975年。
- 丸スペシャル No. 43 日本海軍艦艇シリーズ『日本の潜水艦III』、潮書房、1980年。
- 丸スペシャル No. 132 日本海軍艦艇発達史『日本の潜水艦I』、潮書房、1988年。
- 明治百年史叢書 第207巻 『昭和造船史 第1巻(戦前・戦時編)』、原書房、1977年。