松原タニシ
松原 タニシ(まつばら タニシ、1982年4月28日 - )は、日本の男性お笑い芸人、作家、YouTuber。 松竹芸能所属。「事故物件住みます芸人」として、日常に発生する心霊現象を日々検証している[注 1][2]。 来歴
成績
人物若手時代は劇場の雑用とアルバイト(コンビニエンスストア・金龍ラーメンなど)の日々が続く[注 5]。当時ピラミッド型の階層構造だった若手ライブの上位に進出する事もなく、先輩のライブに呼ばれる事もあまりなかったので、他人に頼らず自ら出演の機会を作る為に「劇団タノシイ[12]」を主宰したり「Cクリエーション」ではリーダー[3]を務めている。しかし、売れない時代が長く続いた[注 5]。 同時期に養成所に入った芸人はほとんどが引退してしまい芸能関係で活動しているのは、大阪・名古屋でライブハウスなどを経営している「ぶっちょカシワギ[13]」のみとなった[注 5]。お世話になった先輩芸人は、森脇健児、みわゆうすけ、かみじょうたけし[2]。 家族父は定年退職して龍谷大学に入学、首席卒業して僧侶になった[注 6]。母は舞踊の先生。姉はタレントの松原美穂。他に兄がいる。[2] 芸風
主にピン芸人として活動している。同居していた事もあるチュンちゃんと「足くじくひねる」、小森園ひろしと「命果てるまで」という名前でユニットを組み、M-1グランプリなどに出場した事がある[注 5]。別人格として、虚無僧アイドルの恋村虚無子[14]でライブ活動も行っている。 事故物件住みます芸人事故物件に住み続けている芸人として各種番組・イベントに呼ばれ「事故物件住みます芸人」を名乗っている。吉本興業のプロジェクトである「住みます芸人」とは一切関係はない。 事故物件に住むようになったきっかけは、松竹芸能の先輩 北野誠の番組「北野誠のおまえら行くな。」(エンタメ〜テレ)のトークイベントに出演した際、知り合いの若手芸人が住んでいたアパートでの怖い話を披露すると、その後のイベント打ち上げで北野からその部屋に住んでみろと言われたことである。しかしこの物件は実際に住もうとしたところ諸事情で借りられなかったため、殺人事件があった別の事故物件に2012年から住むことになった[15]。岡山祐児(オーケイ)が断り、かみじょうたけしも断ったため、タニシに順番が回ってきた。 1軒目となる物件では、番組スタッフがビデオカメラを設置して幽霊が映ったらギャラが出るという企画「松原タニシのパラノーマル日記[16]」が始まり、初日からオーブが飛ぶ、1週間後にはマンションから出た所でひき逃げに遭うなど数々の不可思議な現象に遭遇する[6][15]。その後、番組の企画は終了したが、賃貸契約の更新時期がくると別の事故物件に引っ越しすることを繰り返し、2020年11月時点では12軒目に住んでいる[17]。 2018年6月、これまでに住んでいた所や物件検討時の内覧、特殊清掃のアルバイトなどで訪れた事故物件を間取り図付きで紹介する『事故物件怪談 恐い間取り』を上梓[18]。本作は、中田秀夫監督、亀梨和也主演(2020年8月28日公開)で映画化された[9]。 その他にも、事故物件に長年住んでいた事でどんな恐い場所にでも行けるのでは?との思いから、個人で全国各地の心霊スポットや廃墟・事件現場などを深夜に1人[注 7]で訪れ、その証拠を残すために動画配信「松原タニシ 異界に泊まろう[19]」を収益化機能を使用せず行い[2]、2019年7月にはこの企画で2016年から2018年にかけて訪れた約200か所を紹介する『異界探訪記 恐い旅』を上梓した[20][注 8]。 出演番組レギュラーテレビ
ラジオ
ネット配信
過去ラジオ
テレビ
ドラマ映画
アニメ
ネット配信
作品DVD
書籍単著
共著
連載コミック
連載コラム
脚注注釈
出典
外部リンク
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