小高駅
小高駅(おだかえき)は、福島県南相馬市小高区東町[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である[2]。 歴史
駅構造原ノ町統括センター(原ノ町駅)管理の無人駅で、相対式ホーム2面2線の地上駅である。木造駅舎を有する。上下線の間にはホームのない中線がある。ホームと駅舎は跨線橋で連絡している。ホーム上に待合室がある。 東日本大震災により営業休止となるまではみどりの窓口が設置されていたが、営業再開後はみどりの窓口は設置されず、自動券売機のみとなっていたが、無人化により撤去された。現在は簡易Suica改札機、乗車駅証明書発行機と多目的モニターが設置されている。 無人化後、駅事務室だった部分はJR東日本スタートアップがコンセントを備えたフリースペースとして開放しており、開放される時間帯は管理者が常駐するほか、朝夕の通学ラッシュ時には不定期にJR社員による特別改札が実施されている。また、相馬野馬追2日目開催時の夜に行われる小高花火大会の日には当駅が混雑するため原ノ町駅から駅員が出張し特別改札が行われる。なお、事務室内には異常時に用いる連動盤などの信号設備が設置されているほか、標語や予定表なども有人駅だったころのまま残されている。 常磐線仙台エリアにおけるSuica利用区域の南端であり、当駅よりいわき方面へSuicaによる利用はできない。 南相馬市小高区(2006年〈平成18年〉1月の合併前までは小高町)の中心駅であり、東日本大震災以前には一部の特急列車も停車していたが、2020年(令和2年)3月の常磐線全線開通時以降、当駅への特急停車はなくなった。 のりば
2016年(平成28年)7月12日の営業再開当初は、下り本線の上に仮設の足場を設置して1番線ホームを拡張し、中線を相馬方面への折り返しに用いていたが、2017年(平成29年)4月1日の浪江方面への再開に際して仮設の足場は撤去され、上下線ともに本来のホームに停車するようになった。 日暮里方ホーム端付近に、乗り越し分岐ならびに保線用機械車両の留置線が存在する。
利用状況JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
駅周辺旧小高町の中心部で、駅前に商店がある。周辺は大きな住宅地である。当駅周辺は福島第一原子力発電所事故に関連する避難区域であったが、2016年(平成28年)7月12日に解除された。
隣の駅脚注記事本文注釈
出典
報道発表資料
新聞記事
利用状況
関連項目
外部リンク
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