宮吉 拓実(みやよし たくみ、1992年8月7日 - )は、福井県生まれ、滋賀県出身のプロサッカー選手。Jリーグ・京都サンガF.C.所属。ポジションはフォワード(FW)[2]。
来歴
プロ入り前
東京都杉並区立松庵小学校1年からサッカーを始め、4年の時に滋賀県大津市に引っ越す[3]。大津市立真野中学校に進学、中学1年時から京都サンガU-15でFWとして活躍。2005年にはU-13日本選抜、2006年にはU-14日本選抜にも選ばれている。2007年の日本クラブユースサッカー選手権 (U-15)大会では9得点の活躍でチームを優勝に導いている[4]。また、自身も得点王に輝くとともにMVPに選ばれている[4]。
2008年3月、トップチームに登録[4]。ウィザスナビ高等学校に通いながらトップチームの練習に参加し「京都の至宝」と呼ばれた[2]。
2008年5月31日、ナビスコカップ・名古屋戦で初めてサブメンバーに入った[5]。森本貴幸が記録した15歳10ヶ月20日のナビスコカップ最年少出場記録の更新もかかっていたが、出場機会はなかった。
2008年9月21日、G大阪戦で72分フェルナンジーニョに代わって出場し、Jリーグ史上2番目に若いデビューとなった[5]。
AFC U-16選手権2008においてU-17日本代表に選出され、グループリーグ第2戦のUAE代表戦(6-1で日本代表が勝利)ではハットトリックを飾るなど5試合で4得点を上げた。
京都サンガ
2008年10月24日、チーム史上最年少でプロC契約を交わした[6]。2009年10月10日、天皇杯2回戦のヴェルフェたかはら那須戦で後半途中出場すると後半31分に左サイドの安藤淳からのクロスを胸でコントロールすると角度のない位置から右足を振り抜いて公式戦初得点を決めた。なお、17歳と64日での得点は京都のクラブ最年少ゴールである。
2010年4月3日、C大阪戦で後半14分から途中出場すると後半25分にディエゴからのクロスを胸でトラップし、左足ボレーでゴール。Jリーグ初得点を記録した。17歳7カ月27日での得点はJ1年少得点記録の歴代4位である。
2014年8月、カターレ富山へ期限付き移籍により加入[7][8]。2014年末で富山への期限付き移籍期間が満了となり2015年より京都に復帰した[1][9]。
サンフレッチェ広島
2016年にサンフレッチェ広島へ完全移籍。3月16日、AFCチャンピオンズリーグ2016第3節のブリーラム・ユナイテッドFC戦で移籍後初出場。5月29日、第14節のアビスパ福岡ではJ1リーグで6年ぶりとなる2得点をあげて勝利に貢献した。
北海道コンサドーレ札幌
2018年に北海道コンサドーレ札幌へ完全移籍により加入した[10]。
京都サンガ復帰
2019年に京都サンガF.C.へ復帰した。3月2日、第2節の鹿児島ユナイテッドFC戦で復帰後初得点を決めた[11]。
人物
- 2016年7月4日、一般女性と入籍したことを発表した。
所属クラブ
- 松庵小サッカークラブ(東京都杉並区)
- ラーゴFC
- 2005年 - 2008年 京都パープルサンガジュニアユース/京都サンガF.C.U-15
- 2008年 - 同年10月 京都サンガF.C.U-18
- 2008年10月 - 2015年 京都サンガF.C.
- 2016年 - 2017年 サンフレッチェ広島
- 2018年 北海道コンサドーレ札幌
- 2019年 - 2024年 京都サンガF.C.
個人成績
国内大会個人成績 |
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ |
リーグ戦 |
リーグ杯 | オープン杯 |
期間通算 |
出場 | 得点 |
出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
出場 | 得点 |
日本
| リーグ戦 |
リーグ杯 | 天皇杯
|
期間通算
|
2008 |
京都 |
31 |
J1 |
2 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
3 |
0
|
2009 |
2 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
3 |
1
|
2010 |
14 |
3 |
5 |
1 |
0 |
0 |
19 |
4
|
2011 |
13 |
J2 |
27 |
7 |
- |
6 |
5 |
33 |
12
|
2012 |
39 |
11 |
- |
2 |
0 |
41 |
11
|
2013 |
18 |
3 |
- |
0 |
0 |
18 |
3
|
2014 |
4 |
0 |
- |
0 |
0 |
4 |
0
|
富山 |
38 |
16 |
3 |
- |
- |
16 |
3
|
2015 |
京都 |
13 |
33 |
4 |
- |
2 |
2 |
35 |
6
|
2016 |
広島 |
31 |
J1 |
13 |
4 |
0 |
0 |
1 |
0 |
14 |
4
|
2017 |
8 |
0 |
3 |
1 |
1 |
1 |
12 |
2
|
2018 |
札幌 |
11 |
1 |
6 |
1 |
2 |
0 |
19 |
2
|
2019 |
京都 |
13 |
J2 |
26 |
4 |
- |
1 |
0 |
27 |
4
|
2020 |
22 |
1 |
- |
- |
22 |
1
|
2021 |
30 |
10 |
- |
0 |
0 |
30 |
10
|
2022 |
J1 |
15 |
2 |
2 |
0 |
5 |
0 |
22 |
2
|
2023 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0
|
2024 |
8 |
1 |
1 |
0 |
2 |
0 |
11 |
1
|
通算 |
日本 |
J1
|
74 |
11 |
18 |
3 |
13 |
2 |
105 |
16
|
日本 |
J2
|
215 |
43 |
- |
11 |
7 |
226 |
50
|
総通算
|
289 |
54 |
18 |
3 |
24 |
9 |
331 |
66
|
その他公式戦
代表歴
- U-13日本代表
- U-14日本代表
- U-15日本代表
- U-16日本代表
- U-17日本代表
- U-19日本代表(2010年[1])
- U-23日本代表(2012年[1])
個人タイトル
脚注
関連項目
外部リンク
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---|
スタッフ | |
---|
選手 |
GK | |
---|
DF | |
---|
MF | |
---|
FW | |
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- |
- 12 サポーター
- 83 パーサくん
- 510 コトノちゃん
|
---|
|
---|
関連項目 | |
---|
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1 - 10,000 |
- 1 岡元勇人 1999.3.14
- 500 ジョルジーニョ 2000.3.12
- 1,000 鳴尾直軌 2000.10.1
- 1,500 エジミウソン 2001.7.28
- 2,000 小石龍臣 2002.4.20
- 2,500 ジョルジーニョ 2002.11.10
- 3,000 アウグスト 2003.8.30
- 3,500 バロン 2004.6.26
- 4,000 永井俊太 2005.5.7
- 4,500 高橋健二 2005.11.23
- 5,000 アジエル 2006.7.29
- 5,500 酒本憲幸 2007.4.15
- 6,000 アンドレ 2007.9.29
- 6,500 レオナルド 2008.6.11
- 7,000 関口訓充 2008.12.6
- 7,500 小松塁 2009.6.24
- 8,000 大西容平 2009.10.4
- 8,500 倉田秋 2010.6.6
- 9,000 東慶悟 2010.12.4
- 9,500 宮吉拓実 2011.8.27
- 10,000 平本一樹 2012.3.17
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10,500 - 20,000 |
- 10,500 キローラン木鈴 2012.7.8
- 11,000 高山薫 2012.11.11
- 11,500 高原直泰 2013.6.15
- 12,000 ドウグラス 2013.9.29
- 12,500 青木孝太 2014.5.3
- 13,000 城後寿 2014.9.6
- 13,500 片山瑛一 2015.4.5
- 14,000 川辺駿 2015.8.1
- 14,500 島屋八徳 2016.4.3
- 15,000 鄭大世 2016.7.24
- 15,500 船山貴之 2017.3.4
- 16,000 吉田眞紀人 2017.6.25
- 16,500 阪野豊史 2017.10.14
- 17,000 安柄俊 2018.5.6
- 17,500 北爪健吾 2018.8.25
- 18,000 ヨルディ・バイス 2019.4.7
- 18,500 ライアン・デ・フリース 2019.8.4
- 19,000 山田将之 2019.11.24
- 19,500 オウンゴール 2020.9.13
- 20,000 山田将之 2020.12.2
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20,500 - 30,000 | |
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得点王(J1 - J2 - J3) - 記念ゴール(J1 - J2 - J3) |